生命の樹では、コクマーとビナーというセフィラーがあって、ここをつなぐのは金星管轄になっている女帝のカードです。
コクマーとビナーはそれぞれ知恵と理解を示すのですが、この違いが今一つ分かりにくいかもしれません。
占星術で言うなら、水星と天王星の違いのような。
水星は思考を示しますが、それはすなわち知恵や知識を表します。ここと、「理解する」ということは違うのです。なぜか。
誰かに何かを言われて、「どうしてあんなこと言うんだろう」というとき、思考が始まります。「どうして?」という思考。そこに疑問があって、解決したいことがある時に思考は始まるのですが、必ずしも理解できるとは限りません。
理解するというのはかならず答えがあって、「なるほどそういうことか」と納得することにあると思います。
しかしなんとなく、水星が優位にある人を見ると「理解力の高い人」というように見るのではないでしょうか。
今説明したような理由で半分正解、半分不正解といった感じですね。
天王星は覚醒ですから、「なるほど」があります。「覚醒」なんて言ってしまうとどうしても言葉が大きくなって、悟りを開くとかそういうイメージになると思うのですが。=解脱みたいな。
もう少し詳しく言うと、ビナーは土星管轄です。これはどういうことか。占星術で言うなら、天王星ではないのか。
これは、知識を積み重ねたその先に、理解がある…ということなのではないかと思います。
私もどうしてそういう割り振りになっているのかまでは知りません。生命の樹の専門家ではないですし、そこまで取り入れているわけでもありません。
しかし、知識だけでは理解はできないということでないか、と思っています。
例えば占星術を生業にしたいと言いながら、無料のセミナーとかモニター鑑定にばかり行って、それ以上の勉強をしないでおいて「占星術は難しい」と言う人。私のところにはそんな方はおいでになりませんが(モニターが相当ニッチな分野しかやらないのと、無料のセミナーをやらないからっていう理由でw)、世の中を眺めてみるとそういう人は多いなと思います。
それは生業にするほどの積み重ねをしていないし要するにつまみ食いだし、基礎ができていないのに理解できるわけなどないのです。こういう人は水星止まりです。占星術ってこうだよね、をぐるぐる眺めるだけ。水星は見聞きすること、と考えればただ眺めるだけのことも水星管轄と言えるでしょう。
そこに、めんどくさい積み重ねとか、回り道にしか思えないような勉強とかをやることで、徐々に理解につながっていくと思います。
そして、知識と理解をつなぐ金星の女帝は、理解しようという「愛情」を示すのではないかと思います。
興味を持つとか、理解したいと思うとか、好きでいるとか。
理解したいということはその対象が何であれ、愛情の現れなのではないでしょうか。
そういうことを学べるのも、生命の樹の良いところですね。
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