先日イチゴの苗を購入した時、老夫婦もイチゴの苗を買っていたのだが「これが元気がいい」と言って選んだものは、徒長した苗だった。

 

まあ殆どの苗は徒長状態の物が多いのだが、その中での私の選び方は主に二つ。

 

一つは、ランナー出ている若しくはランナーの芽が出ているか。

 

 

徒長した葉は元気がなく傷み易く枯れ易い。

ランナーが出ていれば、苗を作って増やす事が出来る。

 

このランナーだが、ランナーが出て来ない苗もあるのでランナーが付いている物を選んだ方が無難だ。

 

もう一つのポイントは新芽が出かけている物。

 

 

 

新芽がある程度伸びていると、その新芽も徒長してしまい暫く元気のない状態が続いてしまう。

新芽が出かけた状態の物なら、早めに元気な葉が形成されて早く元気な株に育ち易い、

 

まあ、徒長した苗でも時間とともに元気な苗にはなるのだが問題は寒さの到来。

 

寒くなると成長は止まる。

 

寒さで成長が止まる前に元気な株にしておきたい。

 

イチゴの花芽は寒さと日照時間が短くなる事で作られるので、それまでにしっかりとした株にして置けば花芽もしっかりと作られるが、成長途中なら花芽も然程作られないと考えている。

 

現に、冬までにしっかりとした株になったイチゴは、大きさも数も味もしっかりしているが、冬までにしっかりとした株に育たなかったイチゴは花が小さく小さな実で、数も少ない傾向が見受けられる。

 

なので、イチゴの苗はなるべく早い時期に購入すれば株はしっかり育ち、ランナーから育てる苗も冬までにしっかりとした株に育つ事が出来る。

 

 

我が家のイチゴの鉢の厄介者が、カタバミである。

 

このカタバミ、放って置けば一面カタバミで覆いつくされる事になってしまう。

 

その理由はカタバミの繁殖方法にある。

 

このカタバミのさや。

 

 

成熟するとこのさやが破裂して、種を一面に撒き散らす。

 

厄介なのは、熟す前に抜いても種は生きているので、抜いたカタバミを放って置けばそこから生えてしまうので、さやを付けたカタバミはごみとして捨てた方が良い。

 

抜く時は、生えている根本の土に中に指を突っ込んで抜き、出来る限り根を残さず抜く。

 

カタバミの根は細い大根のような形状をしている。

 

カタバミは宿根草なので、根が残っていればそこからまた生えて来る。

 

私はイチゴの鉢にバーグチップをマルチングとして使用している。

 

その理由は、地中の水分の蒸散防止だが、もう一つの理由が雑草対策だ。

 

バーグチップでマルチングすると、地表に光が当たり難くなるので雑草が生え難い。

生えてもバーグチップの間を徒長して生えるので、簡単に抜けて草むしりが楽になる。

 

まあ、我が家は殆どがプランター栽培なので雑草は根から抜いているが、地植えで花や作物を作っているなら根は抜かない方が良い

 

残った根は地中に住む虫の餌となり、その虫の糞を微生物が分解し、微生物が分解した物が植物の養分となる。

 

なので、土を肥やす為には根を残して置いた方が良い。

 

プランターは周期的に土を入れ替えるので、土を肥やす必要はない。

 

 

今日、畑仕事をしていて目に留まったのがアマリリスの鉢。

 

球根が詰まってパンパンになってた。

 

植え替えてやらねば。

 

 

私の背後に忍び寄る黒オス。

 

 

その背後には灰猫が忍び寄っている。

 

 

 

そして何かと邪魔をするチビ黒。

 

 

涼しくなって来たので、猫達が私の傍に戻り始めている。

 

この猫の距離が、私にとっての秋の気配。