いまから1年半まえ。


幼稚園年長さんの息子クマを少年野球チームへ体験入部させてみました。


クマは野球には全然興味なし、折り紙や工作、図鑑が好きな、どちらかというとオタク系な男。


とにかくグランドへ連れて行ってみました。


小学生のお兄さんたちに囲まれて、柔軟、ダッシュ、腹筋、ベースランなど基礎トレから、シートノック、紅白試合も含めてフルコースで経験。



やってみたら楽しいし、こっちのものかなと思いきや、帰りの自転車で


「もうやらない!」


ここでひるんではいけない。聞こえないふりをして、帰りにスポーツ用品店でグラブを買いました。


それでも


「もいいかないよ」


それも無視して、マンションの中庭でボール遊びをしてみました。


ちょっと楽しかったのか、飽きずにキャッチボールをはじめてくれました。


そして、


「あので、ママが怖い顔して後ろで観ているから嫌なんだ。ボールを打つのはすごく楽しかったんだけどね。」


たしかにうしろであれやこれや怒鳴っていた(笑)



母にはグランドへ行くのを少し遠慮してもらって、一件落着。



クマには、中学、高校、大学と野球をやってもらいたい、その一心ではじめさせた野球。


しかし父である僕は野球は草野球すらロクにやったことのないド素人。キャッチボールもうまくできません。


経験からは教えられないので、ネットや本で勉強しまくるしかない。



こうして、ド素人オヤジの悪戦苦闘の日々が始まったのです。