そんなわけで

朝、道行く方々にご挨拶をするアコとぺー

ある朝ぺーが こう 聞いて来た



ぺー:「しやないしとにもー、ごあいさちゅすゆの?」



知らない人にも、ご挨拶をするのか。と。

ぺーが誰の事を指しているのかすぐわかった。



ハハ:「そうだね、知らなくても毎朝会う人にはご挨拶出来ると良いね」



ぺー:「ふーん」



ちょっと考え込むぺー。

そして、すぐ、こう質問した



ぺー:「じゃあ~、いちゅもあう~あのしとにも?」



やっぱりだ

ペーの言う、いつもお会いするあのお方。

それはペー達のおじいちゃまくらいのとてもお品の良い老紳士。

出勤時刻が同じようで50mくらいの距離の間に丁度

私達と向かい合わせる形で前から歩いて来てすれ違う。

ただそれだけの触れ合いなのだが。。。

ぺーが言っている

『いちゅものあのしと』

とはこのお方の事だ。



ハハ:「そうだね、あの人にもいつもお会いするから


    ご挨拶出来るといいかもだね。」



ぺー:「あかったー」



「わかった」

満足そうに返事をするペー。

そう言って角を曲がりその道に入ると

いつものようにいつもの紳士が

背筋をまっすぐ伸ばして歩いて来るのが目に入った。



アコ・ぺー:「きた!!」


そう言うや否や(as soon as)


まだ10m以上離れているにもかかわらず





アコ・ぺー:「おはっよーーーーございまーーーーーっす!!」




ぐおおおおおお

この距離感でかー

ぶっこみますなあ。。。



アタシもびっくりしたけれど

もっとびっくりしたのはそのお方。

顔を真っ赤にして驚いているご様子

存在は知っていたもののトートツな不意打ち。

『ワタシっすかーーーー?』

みたいな。

驚きますわなそら。

でも、すぐに少し笑いながら



紳士:「おはようございます。」



そう返してくれた。


それから毎朝、

老紳士への元気なご挨拶は暫く2人の日課となるのだった。





しても

朝から、テンションたけえよ。。。

誰に似たんだ。

そのテンションの高さ。



3個のオカンはじめました-ごあいさつ



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