経営者や求人担当スタッフから

次のような相談を受けることが多い


「面接のやり方がわからない」



これが面接のやり方です、という

授業を受けたことがある人はいないだろう

したがって

やり方はその人の過去の経験からくることが多い



自分なりの方法

人それぞれの方法で・・

これまでやり続けられてきた面接が

どうして今になって

”わからなくなっている”のか?


それは

失敗が続くから



今までは、

ノウハウ・テクニックに頼らなくても

成功していた

だからやり方について正しい正しくないを

認識することがなかった



勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議の負けなし

(元ヤクルトスワローズ監督 野村克也)



のように


うまくいった時、成功している時は不思議なもので


「いい人が来てくれた~」

「運がよかったんだよ」

「たまたま連絡が付いたのが・・」



といったように成功を説明することがほとんどない


しかし最近は失敗が続く続く・・・

何人面接しても

成功と言える採用がなかなかできない

するとだんだんと基準を下げてしまう


基準を下げた面接から得られるものは


妥協する自分を我慢強くなったと勘違いする能力

ではないだろうか




従業員にとって会社とは


お金を貰いながら勉強もできる最高の場所



例えばの話


あなたが英語を習いたいとする

英語を話すスキルを身につけるために

英会話学校に通うという選択をした場合

お金を払うのはどっちだろうか?


もちろん、あなただ


英語のスキルを享受する対価としてお金を払う

欲しいものを手にいれる代わりにお金を払う

これが等価交換という市場の原理である


しかし

会社という場所は違う

欲しいスキルを手にいれながらお金を貰える


大事なことなのでもう一度言う

欲しいスキルを手にいれながらお金を貰える




ここで問題なのは、等価交換の原則から外れるということ



これでは

従業員が2つのもの(スキル・お金)を手にしている

会社はまだ何も手にしていない


これでは天秤は傾いたままである

それをどうやってイコールにするのか?


わかりますか?


・・という質問を私が面接をする時は必ず投げかける


面接のやり方がわからないのなら

この質問の答えをまずは考えてみてください

ヒントが見つかるハズです