今日は、父の命日

 

早いもので【一周忌】

本当にあっという間の1年でした

 

先日の土曜日に法要は済ませ

遠方から伯母と従兄弟伯父が来てくれて

在りし日の父を想いながら、手を合わせました

 

今日は

納戸にしまってあるアルバムを出してきて、そこに写る父の姿を見てみた

 

懐かしさに加え、切なさが込み上げる

 

この時は… あの時は… と

脳裏に動く父の姿に、ふと涙が落ちた

 

ああしとけばよかった、こうしとけばよかった

という後悔はゼロに等しいが

たった1つだけ悔やむことがある

 

1年前の今日は土曜日で

やると決めている家事をこなしながら

朝からずっと胸騒ぎというか、落ち着かなかった

 

この日は

妹と姪っ子、妹の彼氏が面会に行く予定で

私も行こうかどうしようか、ずっと悩み続けた

 

週明けに行くと前々から決めていた為に結局行かず

妹たちが面会を終えて帰宅した直後に、病院から急変の電話が掛かってきた

 

【迷うくらいなら行けばよかった】

 

これが私の、唯一の後悔

 

病院に到着したのは、父が息を引き取った7分後

顔や手先は冷たくなっていたけど、服の下はまだ温かく

ついさっきまで生きていた証があった

 

家族が揃ったことを嬉しく想っていたのか、顔はすごく穏やかだった

 

【明日やろうはバカ野郎】

って言葉があるけど、本当にその通りだと思う

 

先日、俳優の松方弘樹さんが亡くなり

【死んだら終わり】

【たった1時間で骨になり、何もなくなる】

と、盟友である梅宮辰夫さんがコメントされていましたが、正にその通り

 

死んだら、あっという間に小さな骨になる

だが、骨だけでも残るだけ有難い

 

命を持って生まれたものには

必ず【死】という終わりがくる

 

【生】と【死】は

切っても切れない、固く結ばれた契約

 

【生】をどう生きるか…

【死】をどう迎えるか…

それは己の生き方次第

 

いつ、どこで、どうなるかも分からない命

今を生かされている事に感謝して

明日も悔いなく生きたい

 

昔気質で気が強く、生意気で、イタズラ好きで、いちいちやかましくて

最期の最期まで素直じゃなかった父じゃけど

 

家族想いで、涙もろくて、寂しがり屋で、お茶目で

誰よりも楽しいことが大好きな父でした

 

「父さんの子供に生まれて良かった」

結婚式で伝えた言葉に、涙していた父の顔は忘れない

 

もっともっと孫の成長を見てほしかった

年老いた父と手を繋いで歩きたかった

 

まだまだやりたいことは、いっぱいあったなぁ~

 

いつか、私があの世へ行く日まで

父の生きた証を、たくさんたくさん子どもたちに伝えます

 

祖父が父へ

父が私へ教えてくれた【鞠と殿様】

息子も娘も大好きな歌です

 

明日もまた

たくさんの愛に支えられて、精一杯生きていきます

 

    ☆最後まで読んでいただき

                ありがとうございました☆

 

 

 

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