咄嗟の出来事に対しての「対処・対応する能力」と、身の回りに生起する数々の問題を解決する「問題解決能力」とは似て非なるものです。

こどもたちに何かを求める前に、まずは私たち大人が誤った指導や教育をしないことが重要なのではないでしょうか?

 

 

 

 

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たくさんの経験をしてきた「肝っ玉母ちゃん」がお届けする〈育児・教育支援〉ブログです。
二児(軽度自閉スペクトラム症の息子&定型発達のやんちゃ娘)の子育て真っ最中!!

   宝石赤住本 小夜子(すみもと さよこ)宝石赤

   子育て・発達・教育支援 こころ育成カウンセラー

 

〔学会・協会及び団体〕

◇ 内閣府特別の機関 日本学術会議協力学術研究団体メンタルケア学術学会 正会員

  一般社団法人日本医療福祉教育コミュニケーション協会 正会員

◇  東広島市防犯連合会 わがまちの安全をまもり隊
◇  オレンジリボン運動(児童虐待防止全国ネットワーク)個人サポーター

 

〔資格など〕

◇  メンタルケア心理士(心理カウンセラー) 

   発達障害コミュニケーション指導者

◇  日本ペアレント・トレーニング研究会認定インストラクター

◇  不登校訪問専門員

 

 文部科学省後援 こころ検定®2級合格
 訪問介護員2級養成研修課程修了

 普通救命講習修了

 U-CAN生涯学習局 生活心理学講座修了
 
U-CAN生涯学習局 コミュニケーション・スキルアップ講座修了

 

 
 

 

子育て・発達・教育支援 こころ育成カウンセラー 住本小夜子です。

 

 

◇ブログタイトル◇

【命の大切さを知る体験講座】

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

【〈いのち〉の大切さを知る体験講座】

夏休みも残すところ4日となりました。

昨日(8月25日)は、午前中に小学校の環境整備に参加し、午後からは広島国際大学で子ども向け体験講座を受講してきました。

小学校の環境整備は、結構な重労働ですが、今年も楽しく、みなさんとの会話を楽しみながら作業させていただきました。

こどもたちが安心安全に学校生活を送られるようにと願いつつ、現在、上半身の筋肉痛にやられております。(笑)

夏休み最後のイベントとして受講した「子ども向け体験講座」。

今回の講座内容は、【救急救命士のお仕事体験】です。

「とにかく体験!!」ということで、2時間の講座時間で1時間50分はずっと動いているという、とても貴重な時間を過ごさせていただきました。

「救急救命士の仕事って何をするのか知ってる?」という問いに対し、手を挙げしっかりと答えていた息子。

「苦しんでいたり怪我をしていたりする人を、病院に着くまでに命を助ける仕事だと思います。」

どこで知ったことなのか、バッチリな回答でした。

子ども向け体験講座は、基本的に小学生以上が対象。想定どおりに娘が「私もやりたいのに…。」と拗ねてしまったのですが、「じゃあ一緒にやろう!!」と講師の方がマンツーマンで教えてくださいました。本当に助かりました。

心肺蘇生法や異物除去、挿管といった医療行為も体験。学科内にある救急車にも乗り、サイレンが鳴っている状態でどのように心音が聞こえるのかを体験してみたり、患者役と救命士役をやりながらストレッチャーの操作をしてみたり。

そんな一生懸命なこどもたちを拝見しながら、自分が救急車で2度搬送された時のことを思い出していました。

1回目は、肋間神経痛の激痛により車中で身動きが取れなくなった時。
2回目は、息子出産時に個人病院から大学病院へ緊急搬送された時。

いのちを救おうとする人たちの懸命の処置のおかげで、私も息子も娘もここに存在しているのだと感謝の気持ちが溢れました。こどもたちに加わり、私も疑問に思っていることを講師の方に聞かせていただき、〈いのち〉について、親子で本当にたくさん学ぶことができました。

「もし母ちゃんが倒れたら、〇〇(←息子の名前)と〇〇(←娘の名前)が助けを呼んだり、救急車が来るまでやってくれたりせんといけんのんよ。」
とこどもたちに言うと、とても真剣な顔をして頷いていました。

何か咄嗟のことに直面した時、大人でもどうしていいのかわからないことは多々あると思います。

しかし、幼い時から何かしらの経験をしておくことで、「あっ!! そういえばこれやったことある!!」と思い出すことが大切だと講師の方がおっしゃっておられました。

咄嗟の出来事に対しての「対処・対応する能力」と、身の回りに生起する数々の問題を解決する「問題解決能力」とは似て非なるものです。日常生活の中で、さまざまな体験や経験をしながらひとりひとりが学び、それを〈生きて働く知識〉とできてこそ、咄嗟の〈対処・対応〉ができるようになると私は考えています。

何も学ばず、どうしていいのか分からない人に、「目の前に人が倒れているから助けなさい!!」と言って何ができますか? それも、こどもだったら?

救急救命講習を受けた人でも、慣れていないとどのように対応していいのかオロオロします。知識を持っていても、それを実際の場面で活用できるようにするには、持っている知識をアウトプットして〈生きて働く知識〉とする必要があるのです。

例えば、保育施設や学校では、避難訓練や防犯訓練がありますよね。この訓練を真剣に取り組んでいるこどもが多いのは、保育所や幼稚園だと言われています。

なぜならば、幼児期は「訓練」だと知らずに訓練を重ねているから、しっかりとその場で〈対処・対応〉できるのです。

このような訓練を何度も何度も真剣に取り組むことで知識としてインプットし、遊びなどを通してアウトプットさせ、いざという時のために〈生きて働く知識〉にするのです。

〈いのちを守る〉という大切なことを教えていくのは大人です。その大人が誤った知識で、こどもや周りの大人たちに平然とした態度で教えることは、大きな〈不幸〉をもたらします。

こどもたちに何かを求める前に、まずは私たち大人が誤った指導や教育をしないことが重要なのではないでしょうか?

今回、子ども向け講座を受講し、改めて〈いのち〉の尊さを実感しました。

ただ「楽しかった」で終わるのではなく、日常生活にどのように生かしていけるのかを親子でしっかりと考え言語化しアウトプットしていこうと思います。

最後に、集合写真の撮影を快諾してくださった救急救命学専攻のみなさま。 . ありがとうございました!!

〈いのち〉を救う立派な救急救命士を目指して、これからも頑張ってくださいね。

 

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