保育・教育現場だけに限らず
地域や家庭においても耳にするようになった「自己肯定感」。
この「自己肯定感」を高めるための前段階があることを、知っていますか?
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「はてなブログ」にお引越しました
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たくさんの経験をしてきた「肝っ玉母ちゃん」がお届けするブログです
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メンタルケア心理士 住本小夜子です。
さて今回の配信は、「自己肯定感を高めるための方法」についてのお話です。
「自己肯定感を高めましょう。」と耳にすることがあると思います。
しかし、どのようにすればいいのか分からない…という方も
多いのではないでしょうか?
そのポイントとなるのは、「自己有用感」。
ぜひ、最後までお読みいただければ幸いです。
まずは"自己有用感”を育む★
近年ではお馴染みとなった「自己肯定感」というフレーズ。
教育や保育にかかわる教職員、福祉施設のスタッフ、保護者など
子どもの「自己肯定感」を高めようと
何かしらのアプローチをしたことがあるのではないでしょうか。
しかし、「自己肯定感」は安易に高まるものではありません。
なぜならば、自己肯定感を高めるための前段階にある
「自己有用感」が鍵となっているからです。
では、詳しく見てみましょう☆
「自己有用感」と「自己肯定感」
「自己有用感」とは、自分に対する他者からの評価が中心
「自己有用感」は、他人の役に立った・他人に喜んでもらえたなど、
相手の存在なしには生まれてこないものです。
したがって、「自己肯定感」や「自尊感情」等の語とは異なります。
「自己肯定感」とは、自分に対する自己評価が中心
「自己肯定感」は、心理学用語 Self Esteem の訳語として定着した概念です。
一般的には、「自己存在感」「自己効力感」「自尊感情」等の語などと、
ほぼ同じ意味合いで用いられています。
日本の子どもは「自己肯定感」が低い
文部科学省などが行っている児童生徒を対象としたアンケート調査によると
日本の子どもたちは諸外国に比べて
「人並みの能力がある」に対する回答は低く
「ダメな人間だと思うことがある」に対する回答は高い
との調査結果があります。
また、「自分自身への満足度」も低いという結果も出ています。
これには、自分を理解されない、認めてもらえないという背景が
大きく関係しています。
「自己有用感」を育成する
「自己肯定感」と「自己有用感」との関連性をみてみると、
「自己肯定感」の中に「自己有用感」が存在しています。
したがって、
「自己有用感」 に裏付けられた「自己肯定感」 が大切とされています。
核となる「自己有用感」の獲得は、「自己肯定感」の獲得に結びつきます。
そこに必要なのは、良好な対人関係=コミュニケーションです。
ポイントチェックリスト
自己肯定感の前に、自己有用感を育む。
子どもの「やりたい」気持ちを尊重する。
プラスの感情をたくさん伝える。
人と人とのつながり=コミュニケーションは、
「自己有用感」の育成に欠かせません。
なぜならば、相手がいてこそ得られる感情だからです。
家庭、保育所、学校、地域などさまざまな場所において、
他者や集団・社会のために役に立つ経験を通し、
「自己有用感」を育んでいく機会をたくさんつくってください。
そして、プラスの感情は、素直に伝えること。
そうすれば、子どもだけに限らず
大人も一緒に「自己肯定感」を高めることができます。
(参考)
※1 「「自尊感情」? それとも、「自己有用感」 ?」生徒指導リーフ、文部科学省 国立教育政策研究所、生徒指導・進路指導研究センター
※2 自己肯定感を高め、自らの手で未来を切り拓ひらく子供を育む教育の実現に向けた、学校、家庭、地域の教育力の向上(第十次提言)、文部科学省
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