碧いラフレシアの花 その891 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


胸に刺すような痛みを感じて真帆はもんどうりうった。


「先生大丈夫ですか?」


アシスタントたちはパニックになった。





「大丈夫よ・・・。最近多いの。ストレスかしらね。」



ぐしゃぐしゃに泣きはらした顔で

真帆が振り絞るように言った。




先生ちゃんと食べているんだろうか・・・


骨と皮だけになったような真帆を見てアシスタントが眉をあげた。