昼夜、仕事とプライベートの境目が無い

今日この頃…


大会準備でやること満載の中、

会議で大阪日帰り出張。


電車の中が唯一ブログに費やす時間。


3月31日に昇級審査会が行われました。

1部は幼年、小学生白帯とオレンジ帯の一部


写真なし


2部


八木祥平2級が5人組手に挑戦。

腹や足を効かされながらも根性で完遂!

試合では負け続けたスランプの中でも腐らず

稽古を頑張って来ました。


八木ファミリー


八木3兄弟



昨今、感じることは、審査に対する考え方や

取組み方の違いがさまざまなこと。

受審は誰でも受けられる訳ではなく、

出席回数、礼節、基本、移動、型、組手に加えて

自身が自分の空手を作って行く過程で

直さなければいけない癖、精神面での成長

(取組む姿勢も当てはまる)を総合的に見て

受審許可を与える。


こちらが、そろそろ受けさせてあげたいな、と

思っても稽古に来たり来なかったり、

ギリギリになって急に来たり…

受審が不可になるとそれだけで辞めたり…

受審して保留になって辞めたり…

以前に比べて親も子も諦めが早くなった。


子供達は欲しいものはおねだりして与えて

もらうことが多いが、


帯は自分の力で取るもの


努力して掴み取るから価値があり、

その体験が新たな挑戦、稽古への意欲を生む。

しかし、成功体験だけでは成長しない。


時に失敗して、結果が悪かったとき、

そこで、現実と向き合い、

何が足りなかったのか?

どうしたら上手く行くのか?

まず自分で考えて、

分からなければ指導者から教わり、

課題を出来るようになるまで稽古する。


時に悩み、苦しいかも知れないけど

逃避や諦めからは何も生まれないと、

自分に言い聞かせて向き合うこと。


このプロセスで成長しない人はいない。


しかしながら、やることをやらずに

成功体験ばかり欲しがる人が中にはいる。


ひと昔はゆとり教育の一貫で

差がついて嫌な思いをしないように

運動会の徒競走ではみんなで手を繋いで

ゴール、みんな1等賞、みたいなことが

話題になった。


人は皆、多かれ少なかれ、

成功と失敗を繰り返しながら生きて行く。

成功体験のみでは、配慮や忖度が無くなれば

小さな事で挫折してしまい、そこから立ち直る

術が分からないので諦めばかりになって

堕落した人生を送ることに成り兼ねない。


ウチでは贔屓、忖度など無いので

シンプルにやることをやらずして

帯は上がらない。


しかし、中には発達障害や身体的な事情がある人

もいるので、そのような人達でも、

指導者がサポートしながら帯が取得出来るように

してあげたいと思っている。


負けや失敗から学び、自力で壁を乗り越えて

強く、逞しく生きること。

頑張りましょう!