北海道新聞デジタルに乗っている記事ですが

 

引退のキハ183系、残り11量はカンボジアへ 函館港から15日輸出

2024.04.11 21:42 北海道新聞

 

【函館】

昨年3月に定期運行を終えた、JR北海道の特急型ディーゼル車「キハ183系」の11両が、

カンボジアの鉄道会社「ロイヤル鉄道」へ売却された。

 

国鉄時代に製造されたキハ183系のうち、国内に残る最後の車両で、15日に函館港から

船で同国へ向かう。

 キハ183系は1979年に開発され、特急「北斗」「オホーツク」などとして運行。

中古鉄道車両の輸出実績がある、貿易商社ウエストコーポレーション(東京)が

昨年、JR北海道から計18両を買い取り、

このうち7両は同年9月にアフリカ中部のコンゴへ輸出された。

今回の輸出で全18両が海外で再活用されることになった。

 

 同社によると、日本製の旅客用中古車両がカンボジアで利用されるのは初。

車両は今月下旬に現地へ到着し、首都プノンペンとタイ国境とを結ぶ観光列車などとして

年内にもデビュー予定という。コンゴへ送られた

車両も年内の利用開始を目指している。

 同社は、道内の普通列車の主力として長年活躍してきた

JR北海道のディーゼル車「キハ40形」のうち、3月に引退した10両も購入予定。担当者は

「相手が決まり次第、輸出したい」と話している。

 

カンボジアの鉄道会社「ロイヤル鉄道」の車両

という事で、カンボジアの鉄道会社「ロイヤル鉄道」は、

以前は、カンボジア国鉄として運行していて

当初はコンセッション方式によってカンボジアのロイヤルグループと

オーストラリアのトール社の

トールロイヤル(Toll Royal Railways) →

ロイヤルグループ(The Royal Group of Cambodia)の合弁事業で

開始されたが、2014年にトール社が撤退し、以後はロイヤルグループによる

単独運営となっている。

しかし、事故の多さや旅客数の少なさに不満を募らせた

フン・セン首相は2019年3月の政府民間フォーラムで

ロイヤルグループとの契約打切りを示唆しており、

翌月に訪中した際には運営面で中国国家鉄路集団有限公司の、

車両など設備面では中国中車股份有限公司の支援を要望したと報じられている。

 

動画

ポルポトも乗車した魔改造気動車!】カンボジアの鉄道、乗ってみた!

 

そして、となりの国タイにもJR北海道のキハ183系が観光列車として、運行されていていますね

動画

 

かつて父が運転していた国鉄キハ183系に乗ってアユタヤを旅しました

 

【KIHA183】観光列車で運行!タイへ渡った元JR特急型車両”キハ183系