乗りものニュースに乗っている記事ですが

 

すれ違ったバスの「ナンバープレートの位置」が

明らかにヘンだったのですが… 実は増えている その正体とは?

2024.04.14 乗りものニュース

ナンバープレートの位置がヘン しかも「ギミック」アリだった!

 クルマのナンバープレートは車体前面の真ん中の下方にあるのが当たり前。

バスもトラックも同様です。

 

 

しかし伊豆などでは、ナンバープレートが車体前面の下方ではなく、

“顔のど真ん中付近”についているバスが走っています。

 

あのバスは何なのか、伊豆半島で路線バスを運行する東海バスに聞くと、

「サイクルラックバス」とのこと。

その名の通り、車体の前面に、自転車を積載できるラックが取り付けられています。

載せる際にはラックを引き出し、タイヤを架台に載せて固定します。

 

「ラックに自転車を載せると、正規の位置ではナンバープレートが見えなくなるので、

運輸局と調整し、位置を変更しました」(東海バス)

 

 このタイプの車両では、ナンバープレートはラックのバーに取り付けられています。

自転車を載せていない状態では、ラックのバーが車体中央部にくるので、

ナンバープレートも“顔”の真ん中付近にあるというわけです。

 

 そして、このナンバープレートは可倒式になっているそう。

ラックを引き出すとナンバープレートがついたバーが車体下部に倒れ、

その際にナンバープレートもクルっと立てて、

プレートが車体下部の中央付近に見えるようにするそうです。

 

 こうしたサイクルラックバスは各地で徐々に増えており、

2024年3月には東京の都営バスも青梅市内の路線で導入したばかり。

 ただ都営バスの場合は、ナンバープレートが積載ラックのバーではなく、

車体のフロントガラス下部の右端に固定されています。

他地域でも、ラックにナンバープレートを取り付けるケースと、

位置をずらして車体に取り付けるケースの双方があるようです。

神奈川中央交通の自転車ラック

JRバス関東 館山営業所の自転車ラック

 

 東海バスでは、一部の山岳路線を中心にサイクルラックバスを導入しており、

伊豆半島を自転車でめぐる人に、路線バスと組み合わせた、効率的な移動を提案しています。

しかも東海バスの場合、積載料金は「当面のあいだ無料」。

自転車ツーリズムの盛り上げに一役買う存在として、

自治体なども積極的にアピールしています。

 

東海バス サイクルラックバス

という事で、バス車内に、自転車を乗せると言えは、

車内に乗せるというのが知られていますが

バス先頭部分に自転車を乗せるのは、ヨーロッパ各国では見かけますが

日本ではこれからですね