光之犬の悲しい記憶 | 幸光ママJUNが伝えたい事

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幸三郎は私が倒れたフリをすると 駆け寄ってきて  だいじょうぶ?  と心配してキスしてくれました


光之犬は 昔から 私が倒れたフリをすると 必ず 自分のペットへ行き 何とも言えない顔をして小さくなります


で、先日  ソノ理由を光之犬が教えてくれました


私が倒れたフリをしたら 光之犬はやっぱり 自分のペットへ行き 小さくなったので


私:コウはどうして小さくなるの?

光:だってぇ

私:トモは 駆け寄ってきて お母さんを起こそうとチュウしてくれたんだよ

光:トモもそぅだったから

私:ん?

と、光之犬がイメージを送ってくれました

それは 幸三郎が息を引き取った瞬間の映像でした

私は気付きました

そっか… 光之犬は 何度か死の瞬間を目の当たりにした記憶があるんだって


私:そっか… ごめんね… 怖かったね

光:こわい

私:ごめんね お母さんが悪かったね

  お母さん 知らなくて… ほんとにごめんね

光:

私:お母さんはコウより先に逝かないからね

  コウを見送って コウがお母さんを連れて行ってくれるでしょ コウとお母さん一緒にトモの所に行くんだもんね

光:うん 

私:コウ お母さん 今まで気づけなくてごめんね


光之犬はもう1 イメージを送ろうとしていましたが 光之犬のあまりにも辛い過去だと解ったので コウ お母さん分かったから大丈夫だよ  と止めました

それは 多分 光之犬の兄弟達との死の記憶

光之犬は 倒れて 動かなくなると もう… 

って思ってるんだと分かりました

今まで私は気付かずにいたことが とても不甲斐なく思いました


それが 生まれながらにペットであった犬 

厳しい野生で生まれ育った 野良犬との違いなのだと

改めて 心に刺さりました


光之犬は 推定生後半年くらいまで野良犬期間ですが

その間に 私なんかでは想像もつかないくらいの悲しく厳しい現実を目にしてきたのでしょう

それも 幼い頃に


幸三郎も熊本の動物愛護センターで生まれました

幸三郎のお母様は 当時の条例により 救えませんでした

幸三郎の兄弟も パルボで幼くして亡くなりました


しかし 幸三郎のお母様が亡くなる時 幸三郎はうちでパルボと闘っていました

兄弟達は それぞれの里親様の家でした


一方 光之犬は

幼いながらにして その目で 目の前で 兄弟の悲しい現実を見てきた

そして お母様とはぐれ 捕獲器に入ってしまい

お母様の目の前で 捕獲器ごとトラックに入れられた

そして 着いた先は… 動物管理センター


うちに来て幸三郎と仲良くなったのに



ほどなくして幸三郎も倒れ そして


光之犬は生後1年半ほどで たくさんの悲しみと向き合ったのです


私は真に光之犬を理解できてなかった事を知りました


野良犬の心はガラス細工のよう だと以前から私は言ってます


それすら 真には理解できてなかった


本当に薄いガラス細工なのです


1度 傷付いたら二度と元には戻らず

傷が浅く 修復出来たとしても 決して元通りではないこと

修復した傷は さらに傷つきやすいと


野良犬は 他の家犬とは全く違う個性があり

とても魅力的な存在です

しかし その心は家犬とはかけ離れ 傷つきやすいのです


だから 愛おしい

だから 守りたい


光之犬といると 人間がいかに ガサツで図太く 汚れた存在かを教えてくれます


だから もっともっともっと優しくなろうと思います

優しくなりたいと思います


それで 他人から 過保護だと言われても構わない

光之犬が 幸せだと思ってくれるのなら 私は私のできる全てのことを全力でしたい


そう思わせてくれる存在って素晴らしい

そういう存在と共に過ごせる幸せ

なかなか あるようでないですよね


幸三郎がいて 光之犬がいてくれる

だから私は幸せ



幸三郎と光之犬から 幸せをもらってるから 

私も幸三郎と光之犬を幸せだと思ってもらいたい


光之犬は 他の犬 とは全く違う子なので

人によっては大変だという人がいます

でも 私は光之犬のことを大変と思うこともあるけど それが嬉しいのです

わがままを言ってくれる

それって最高に幸せです 

私に気を使っていたら わがままなんて言えないから

わがまま言ってくれることが幸せの証だし

私は光之犬を愛してる

光之犬は光之犬の意志があり感情がある

それを大切にしたい

決して 私のために自分を押し殺してほしくないのです

嫌なら嫌といえる それが自由ってことだと思うから