フォレスト・ガンプ/一期一会 | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

フォレスト・ガンプ/一期一会

90点

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作でおなじみロバート・ゼメキス監督1995年の名作。
主人公はトム・ハンクス演じるフォレスト・ガンプという架空の男性。彼が生きた1950年~80年代くらいを、現実のアメリカ史に乗せて描いている。
製作当時はまだ一般的ではなかったCGを使い、例えばケネディ大統領やジョン・レノンがまるで実物のように登場。今見ても違和感のない映像技術をフル活用してるのが見所。
ただこの映画のすごいのは映像だけではなく、ストーリーが純粋に楽しめるところ。知能指数低めの主人公ガンプが経験するスポーツ、戦争、会社経営などなど数々の物語は、映画の途中から見ても楽しめる愉快かつわかりやすいエピソードばかり。笑いと刺激と涙が全部味わえる贅沢な一本。
1995年のアカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞など主要賞を受賞。このころのアカデミー賞は素直に面白かった映画が獲ってた気がする。


監督:ロバート・ゼメキス
出演:トム・ハンクス、サリー・フィールド、ロビン・ライト、ゲイリー・シニーズ、ハーレイ・ジョエル・オスメント
1994年  142分
原題:Forrest Gump