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来月末にリィさんの製菓専門学校の学費の第3期の納期がやってきます。


昨日中に日本学生支援機構の下書きチェックアプリに登録して、学校の管理部に奨学生採用決定通知を提出して、認識番号とパスワードをもらい、今日中に日本学生支援機構のサイトから進学届を入力しなきゃ振り込み日が遅れ、学費の納期に間に合いません。


前から口酸っぱくやって欲しいとお願いしてたのにリィさん寝てしまってます。


うちは昨日仕事帰ったら3限までだったリィがしばらくしたら帰ってきて、製菓理論Iの小テストの点数が振るわなかったから、復習プリント2枚をテキスト見ながら埋めて。


そのあと、スマホが上手く充電できないと泣きそうになりながら、皮膚科と整形外科へ。


まず整形外科に行く時にスマホの充電するために持って行かず、手続きしたら1時間待ちだった。


その間、外出許可を取り、近所の皮膚科の受診が始まるから受けました。


皮膚科で保湿剤をもらい、一旦家にスマホを取りに行き、整形外科へ。


整形外科では左手薬指はレントゲン撮ったところ軽い捻挫だとわかった。


毎日実習があるから、テーピングして手袋して実習するか、薬飲んでちょっと治りが遅いが待つか、何にもせずに自然治癒するか言われました。


状況はだいぶ痛みはひき、曲げたら痛い程度。


リィさんは何にもせずに自然治癒を選択。


治りが早いのはテーピングして手袋して実習なんでうちは勧めましたが、先生からは成人になったのだから無理強いはできないって言われ、障害者だと言えず、本人の意思を尊重しました。


リィさんは小柄で保護者同伴したら初めて行った病院だから受付に小学生?中学生?と言われる始末。問診票に本人が携帯書いたらまだ10代だからお母さんの連絡先もと言われました。


見た目や立ち振る舞いは幼いのに医師に成人扱いはされるわ、本人の意思は尊重する年齢になったわ、軽度知的障害の子が成人になったら病院の付き添いも大変だなぁと感じました。


リィさんは一生懸命、医師に症状を伝えられますがまだ緊張と受け答えの幼さを感じました。先日、中3の弟コゥの皮膚科に付き添いした際は堂々とした態度でしっかり話せていた。


もうすぐリィさんは就活の面接対策講座が人数限定で学校で行われるが受けないと。


まだ入学したばかりで客観視できてないが、しっかり話せないと面接大変だろうな。


元長期不登校、元場面緘黙なリィだから、かなり頑張ってるが、一般就職の面接ではこれじゃ厳しいと思う。


とにかく、うちは病院から帰ったらクタクタで子どもたちにご飯食べさせたら眠気が襲ったから、リィに下書きアプリ入力のタイミングで起こしてとお願いして寝て、先ほど起きたらリィさん就寝中!


あらかじめ教務部の先生にもしかしたら手続き間に合わないかもって話しといて良かった!


発達障害のある子を育てる上で大事なのは事前に起こるであろうことを想定してやらないといけないことをいつまでにと簡潔にわかりやすく説明。


それができない場合の対策も事前に考えるということをリィさんを18年育ててきて身についております。


リィさんにしたら8年ぶりに毎日学校行くことがそもそもすごいし、同年代の軽度知的障害者は障害者施設や障害者枠で働いてる子もたくさんいる中、健常者と同じ学校に通ってるから学校生活送るだけで大変。


でも、その道を選んだのは本人!


まだ学生時代は失敗ややらかすことが許されるから、何度も経験して、人の助言に素直に従うことや時にはこだわりを変えなきゃいけないこともあること、優先順位を考え動くこと、臨機応変に柔軟に物事を捉えること、自分の特性を客観視して社会に適応できるように工夫することをちょっとずつ考えられるようになって欲しい。


上記はうちも社会に出て幾度も考えさせられてきた課題です。


皆さん、発達障害者でも障害者施設で利用者で働いていても、仕事帰ったら一般の社会でシングルマザーで発達障害の子を育ててる人もいて、こうして毎日生きてるし、発達障害者でも少数ですが専門学生が実はいるんです。本人至って真剣なんです。


リィさんはクラスメートからしたらちょっと大人しく不器用な子だなって思われているだろうが、頑張ってるし、親も陰で家でサポートしてるんです。


リィさんが働くまでが自立なんで頑張ります!