最近になってマリア・カラスを聴くようになった。物事には歴史があり、伝統があり、時に伝説が生まれるのだとのだとすると、マリア・カラスはオペラ界が生んだ、シンボリックな伝説ということになるのだろう。



だが、なぜ伝説になり得たのかを知るにはそれなりに勉強が必要だ。



たとえが悪いが、マリア・カラスを聴くことは、大学受験で赤本(青本?)を読みこなすことに似ているかもしれない得意げ




彼女の良さは、ちょっと聴いただけでは分からないかもしれない。少なくとも、私はそうだった。声はエレガントとは言えないし。。。


だが、よ~く聴いてみると、だんだん分かってくる。


いつも恋している乙女の火照った情感のようなものを。


家族という礎があって、しっかりとした地に足の付いた、モンセラート・カバリエの歌と比較すると、特に、その乙女チックで、奔放な情熱に魅惑されるのである。



マリア・カラス(Passion + Love) v.s モンセラート・カバリエ(Elegance + Perfection)



といった感じだろうか黄色い花



rose


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