神奈川県 藤沢市 村岡公民館主催 

2023 海藻おしばつくり

 

・開催日時:2023年8月5日(土)

  10:30~12:00(準備8:30~ 撤収~12:30)

・対象:藤沢市民(村岡地区在住の小学1年生~6年生の

  親子15組)32名参加

・指導:海藻おしば協会神奈川支部 講師:永島 美保 

 ・サポート:会員 矢部 晶 /  会員 高橋 祐佳

 

村岡公民館担当者(稲葉様)より、8月5日に海藻おしば教室を開催できないか?という打診が海藻おしば協会事務局に連絡があり、神奈川支部が窓口として開催するように指示をいただき、今回は藤沢市在住の永島認定講師が担当しました。

 当日は、稲葉様から代わられた公民館担当者の藤田様が、公民館と村岡地区で活動している生活環境協議会とのコラボ開催だとのことで、事前に戸塚で開催したおしば教室に参加してくださったおかげで内容を事前に把握してくれての開催でした。

 協議会から8名ほどのスタッフが会場設営から受付を担当してくれましたので準備から撤収までスムーズに運び、参加のキャンセルもなく盛況の中での開催でした。

 子どもたちの反応も良く、海藻クイズで出た数も多く、ユカリが出たのは驚きました。実技では、皆さん夢中でおしばを楽しんでいただき時間が足りないくらいでした。なお、参加者はほとんど初めての経験だったようです。

 

●開催の模様

前半のレクチュアと後半のおしばづくりをゆったりした会場で開催できました。

パネルには美しい海藻標本を展示しました。

また海中の海藻の姿も写真で紹介しました。

おしばのつくり方説明を熱心に聞く参加者のみなさん。

海藻素材はカラフルな10種類以上を用意しました。

想像力を活かした作品づくりを熱心に行う児童もいました。

 

●見事な作品がたくさん完成しました。

 

●参加者作品(抜粋)

 

 

 

 

 

 

●参加者の感想

 

・海藻に親子共々興味を持つことができました。身体にも良

 いので、食卓に取り入れていこうと思いました。環境につ

 いて考える機会を与えてくださり、ありがとうございまし

 た。

・初めて海藻おしばを体験して、より海藻に親しみを持てま

 した。海を大切に、きれいにしていきたいと思います。

・海藻を手に取り、じっくり観察することのできた初めての

 体験でした。自然のグラデーションがとても美しくて、楽

 しく作業できました。子どもも海について考える良い機会

 になったと思います。

・子どもと一緒に参加ができる教室で楽しめました。安価で

 参加できることもよかったです。

・おしばづくりは思ったよりも難しかったですが、初めての

 体験で楽しかったです。

・DVDを見て、海藻の多様さ、日本国内でも地域によってま

 るで異なる海の森があることを知りました。光が海に届か

 ないと海に生きるすべての生物が生きていけないというお

 話が印象的でした。最後のパネルがもう少し大きいと見や

 すいと思いました。

・面白かった。とてもよかったです。またイベントに参加し

 たいです。

・おしばづくり、とても面白かったので、もっと時間を使っ

 て実習したかったです。

・楽しく参加できました。たくさんの海藻とその美しさを

 知り、海の環境保全に気づき、考えるきっかけになりま

 した。

・普段の生活で海藻を考えることはあまりなかったのですが

 、様々な場面で関わりがあることが分かりました。海藻お

 しばは、独特な形をうまく活かすことができず、奥深さを

 感じました。ありがとうございました。

・海藻を広げているだけで楽しかったです。

・海の食物連鎖の問題に関して、一番身近な所から取り組め

 たら良いなと思いました。ブルーカーボンの知識も得るこ

 とができ、子どもと海藻おしばを通して海の環境について

 考える良いきっかけ作りになりました。

・おしば作り、楽しかったです。海藻の名前も説明していた

 だきましたが、すぐ忘れてしまうため、机にメモがあって

 もよいかな?と思いました。素敵な体験をありがとうござ

 いました。

・単におしばを作るだけでなく、海の生態の話を交えて、環

 境に興味を持てる内容でした。講師の方も元気で楽しく、

 ためになる話を聞くことができました。

 

 熱心な親子の参加で充実した夏休みの時間を過ごせたようです。海藻おしば協会のワークショップはたんなるモノ作りだけでなく、海の森の大切な役割を学び、カラフルでユニークな形の海藻素材を浜辺で採集し、保管管理したものを材料にした二本立てのプログラムで構成しております。

 参加された親子が、これからも海の森を意識し、海を濁さないよう心がけて頂くことを願っております。