今日、高校3年生夏。高校総体の一日目に付け始めたミサンガが切れました。


一年と3か月という時間。ずっと僕の左足に付いていたものです。


その時、僕という人間はあろうことか、最後のバレーボールの試合で一勝するということよりも、


その時には、受験のことを考えて願をかけていました。




「早稲田大学にうかること」




このことを願にかけて、ずっとミサンガを付けていました。





そして、切れた時。



たまたま台風で大学が休講になり、


寮のすぐそばの体育館で、総体で使ったものと同じ体育館シューズを履いて、


寮生数人でバドミントンをして、帰る時でした。




付けた時も切れる時、同じ靴を履いて同じ体育館でした。





しかし、今の僕は一年と3か月前の自分とは全然違います。




たくさんの早大生の仲間ができ、サークルで沢山の出来事に出会い、


また、寮でも、バイトでも、日々、それぞれのコミュニティーでいい友達に恵まれています。




初めて一人で暮らし始めた東京。


憧れで、しかし感慨深かったフジでのバイト。


沢山、本当にたくさんの友達、仲間、そして、親友。




早稲田という大学を目指していた受験生時代とは、


全く別の視野が今の僕には広がっているように感じます。





ミサンガが千切れても、また、新しい目標を契って、これからも精進したいです。





ということで、台風で休講でした。というお話でした。