ご訪問ありがとうございます。
醸研究所の醸せ師hikarinです。
台風が東から西へと異例のコースを辿っていますが、お住まいの地域は大丈夫ですか?
私の住んでいる場所では昨夜3時前から雨風が強くなり、そこから2時間ほど大荒れで、窓を叩きつける雨の音、ゴーゴーと吹き荒れる風の音がひどくて、目の前の電柱がめっちゃ揺れるし、家もガタガタ揺れてるしで、眠れぬ夜を過ごしました。
幸いキッチンガーデンの植物がなぎ倒されるだけの被害で済みましたが、近所ではフェンスがめくれたり、トタンがはがれていたり。
西日本豪雨被害を受けた地域も通過するようですし、どうか大きな被害無く過ぎ去りますように。
さて、ここ数日は7月開催した教室のレポをアップしています。
今回のレポは26日に開催した 冨金原劇場~漬物シリーズの最終回、きゅうりのQちゃんです。
耳馴染みのなるきゅうりのQちゃんは東海食品の商標登録だそうで、正しくは「胡瓜の壺漬け」と呼ぶそうです。
写真はこの日作った壺漬け。
これが主役級に美味しくて、そんなには食べないやろと言ってた山盛りの壺漬けも、みんな完食
市販されているものは味が濃くて、こんな量を食べたら喉が渇いてしゃーないけど、冨金原先生のレシピは人間の体液の塩分濃度まで考えられて作られているので、自然に馴染むんです!!
と言っても食べすぎは良くないですけどね
馬並に食べると先生にも太鼓判を押されているかもけん開催の冨金原劇場
この日も3.3㎏のキュウリを準備しました
ですが先生オススメのドイツ製スライサーがあればあっという間!!
ザワークラウトつくりの時に教えてもって即購入。しかも半値で売っているサイトを見つけて超お買い得
知りたい方は教えるので聞いてね
3.3㎏にこれだけ⁉と思うくらい少量のお塩をまぶして1時間半ほど馴染ますと、ひたひたになるほどの水があがってきました。
はかってみたら約1㎏の水が!!
夏にキュウリを食べて水分補給、熱中症予防と言いますが、ほんまやね!!
そこから調味液をブレンドして火にかけていくのですが、最終的に美味しい壺漬けを作るコツは調味料の質によるということ。
これは私も発酵教室で常々言うてますが、調味料を変えるだけで料理は劇的に美味しくなります。
これはホンマ。
質の良い調味料って何?って気になった方は発酵教室へお越しくださいね。
火にかけて、冷やして、更に火にかけるというのを繰り返すわけですが、ここでも冨金原先生の効率的に美味しくなる理論が炸裂。
料理は科学だと言われるだけあって、なぜそうすることで美味しくなるかをわかりやすく説明してくれます。
女性は感覚で調理をすることの方が多いと思いますが、先生の説明を聞いてみなさん納得。
限られた時間の中でも絶品の壺漬けが完成
2㎏強の壺漬けは仲良く分けてお持ち帰り~
さっそくご家族と一緒に食べたよ~という声も届いて嬉しい限りです。
今回、講座の中で印象的だった話をご紹介します。
それは「せっかく良いものを使っていても、ユーザーが知らなければクレームの元になる」という話。
とあるお店がお弁当の発注をうけ、こだわりの食材で丁寧に作った中に、がごめ昆布を使用したおかずが1品含まれていたそうです。
がごめ昆布は粘りが強いのが特徴なのですが、その粘ったおかずをみて「腐ってる」と苦情が入ったそうです。
もちろん腐ってなどいませんが、昆布の粘りだとわからないユーザーさんは見た目だけで判断したとのこと。
匂いを嗅いでみたり、粘る食材もあることを知っていれば、これは何を使っているのだろう?と問い合わせることもできただろうに。
せっかく良いものを使っていてもクレームが入るのでは、クレーム対応にも時間を割かれるし、商売あがったり。
ということで、増粘多糖類を使用することにしたとか…。
なんとも悲しい話ですが、現在市販されている商品開発にはこういったユーザー側の問題も大いに関係しているということも知るべきだと思い、ここに書かせていただきました。
作り手側の問題だという前に、私たちももっと食に興味をもって、自分が何を食べているのか知ることも大切。
そのうえで選ぶ。
決めるのは自分なのだから。
選ぶ目を養えるように、今回も冨金原先生のパワーをわけわけ~
冨金原先生、ご参加のみなさま、ありがとうございました。
9月からの冨金原劇場は新シリーズ「甘味」がスタートします。
4か月にわたり先生直伝のスィーツが登場。
餡巻き、クリームパン、羊羹、亀山風ぜんざいを予定しております。
次回は9月27日(木)11:00~は 餡巻きです。
ご参加お待ちしております。
朗報!!
冨金原先生のお料理教室の開催場所が増えました。
スケジュールなどお知りになりたい方はFacebookページをご覧になるか、神戸東洋医学センターへお問い合わせください。
*全ての発酵教室及び主催教室の申込方法:醸研究所 team27khy@gmail.com
お名前、住所、当日ご連絡の取れる携帯番号、ご希望の教室のお日にちをご記入のうえ、上記アドレスへ送信してください。
2日以内に返信いたします。2日以内に返事が来ない場合はメールが届いていない可能性がありますので、再度送信してください。
*開催場所については申込みの方に詳細を知らせしています。
醸せ師hikarin@醸研究所