ご訪問頂きありがとうございます。

醸研究所の醸せ師hikarinです。

 

 

「雑草という草はない。それぞれに名前がある。」といったのは植物学者・牧野富太郎の言葉です。

ともちん先生がランチ会の朝、京都で積んできた摘み草ブーケクローバー
ミント、スギナ、蓼食う虫も好き好きの蓼・・・あと忘れちゃった(;^_^A 

 

そこらへんに生えてる草たちが主役になる【摘み草薬膳講座】

 

来年1月からスタートとなる新講座ですが、ともちん先生は名古屋の人。

漢方の学校で関西に来ているとはいえ、かもけん開催も初なので、まずは講師のともちん先生と親睦を深めましょう~ってことでランチ会を開催しました。

 

 

ランチ会メニュー

ナイフとフォーク 参鶏湯

ナイフとフォーク イベリコ豚のポッサム

ナイフとフォーク チャプチェ

ナイフとフォーク 切干大根のナムル

ナイフとフォーク 蓮根とセロリの金平

ナイフとフォーク 春菊と野草のチョレギサラダ

ナイフとフォーク 白菜キムチ

デザート

ナイフとフォーク 薬膳ブラウニー

ナイフとフォーク 冬の養生野草茶

 

「摘み草薬膳講座だけど、野草ばっかり食べさせられても嫌でしょ!?」とケラケラわらって献立を考えてくれたともちん先生。

ですがそこは漢方スタイリスト、漢方養生士の知識を活用して、冬の養生がそこかしこにウインク

 

 

 

これ、なんだか分かりますか?

そう!高麗人参!!

疲労回復とか、アンチエイジングとか、全体的な元気を取り戻すイメージ強い高麗人参!!

「やっぱり参鶏湯には高麗人参でしょ!皆さんに食べていただきたくて仕入れてきました!」と惜しみなく投入するし

 

 

更に「イベリコ豚が手に入ったんで~」と大きな塊どどーんと鍋に投入!!

豚は糖質をエネルギーに変えてくれる食材で、糖質を多く摂る日本人には欠かせないビタミンBが豊富だし

 

 

更に更に「沢山たべてくださるのならドーンと作りましょう!」とフライパンから溢れそうな春雨笑い泣き

チャプチェも陰陽五行に基づいて五色の食材で作られてるとは言われますが、これは単に溢れそうなチャプチェが面白くて撮っただけ笑い泣き

 

 

とにかくランチ会に来てくださる方をもてなしたいという思いの詰まったともちん先生のお料理ハート

このランチ会の為に丁寧に丁寧にシュミレーションされてたんだろうな~ってのが、お手伝いをさせていただいてジンジンと感じました。

その思いは来てくださった皆さまにも伝わったようで、おかわり続出爆  笑美味しい連発爆  笑

 

 

デザートは焼き立て熱々薬膳ブラウニーにアイスを添えてラブ

 

 

ともちん先生ブレンドの野草茶は、この時期に起こりやすい細菌やウイルスによる炎症や、感染による発熱、痛み(まさにインフルエンザやん!!)を抑えてくれる役割をもつ生薬や、乾燥する肺や喉を整えてくれたり、肝や腎に良い野草がブレンドされてて、文章だけ読むと苦いのかな?って思いがちですが、飲むと甘くて、ほ~っって心と体が緩む、昔懐かしい煎じ茶でした照れ

 

←ことこと煎じて飲むだけなのにスゴイ!!

 

すっかり胃袋を掴まれた参加者さんハート

デザートを食べながら、野草についてのプチ講座。

 

 

こちらは「はこべ」。

七草の一つでもあるし、知ってるって人も多いと思いますが、このハコベが歯痛や歯槽膿漏にきくって知ってた?

ハコベを乾燥させて塩と混ぜたハコベ塩なるものは歯磨き粉として使えるそうで、口腔ケアにもってこいなのだとか!!

知らなかったよ~

 

 

これはクローバーではなく「チドメグサ(血止め草)」。

こうやってペタって貼る不思議な草。

実際、かさぶたが痒いねんとおっしゃってた生徒さんが腕に貼り付けてましたが、絆創膏のようにピタってはりついてました(笑)

どんどん溢れる野草の知識が深すぎて参加者一同びっくり!!

 

「私にとっては宝の山」

ともちん先生は言うけど、名前は知っていても、じゃ実際に河川敷に生えてる草の中から目的の野草を見つけることができるかっていったら、“野草”を“雑草”と一括りにしている私たちにはハードルが高すぎるので、あったかくなったら実際に外にでて、大人の遠足かねてフィールドワークもしましょうねって今後の活動内容もきまっていく時間が面白かったニコニコ

 

 

摘み草薬膳講座では今後このような講座を展開していこうと思っています。

・本格‼薬膳キムチの会

・代謝改善のための薬膳カレーの会

・チンキ・ハーブオイル作り

・漢方軟膏

・薬草シロップ作り

・摘み草代替療法講座

・摘み草ボム(ハーブバスボム)

・おとなの遠足会

 

 

薬膳って言葉が出てきますが、かもけんでこれまでに開催してきた薬膳講座とは少し違って、

これまでのが食をベースに全体的に、例えば秋なら白の食材を食べましょうねっていう食養生の薬膳だとすると

ともちん先生のは「個人の症状にフォーカスして」一人一人に寄り添った養生の仕方を教えますよっていう、どちらかというと漢方薬の処方に近いような薬膳講座です。

(・・・とは言っても私もこれから学んでいく初心者なので、あくまでも私の主観ってことで。)

 

 

 

最後の最後まで緊張してたともちん先生と一緒に記念撮影ラブラブ

ランチ会にきてくださった皆さまハートありがとうございました。

これからのともちん先生の活躍をみんなで応援していきましょうね!!

 

 

次回はランチ会でも大人気だったともちん先生特製キムチを伝授していただきますよ~!!

年明け 2020年1月21日(火) 本格!薬膳キムチの会 

宜しくお願い致します!!

 

 

 

醸せ師hikarin@醸研究所