えー、
私の主賓ですが。



新卒からずっと面倒見てくれた上司。
私のことを絶対管理職にする、と
自分の全てを注ぎ込んで育ててくれた、
そんな上司です。


祝辞以外で、
最後まで、結局おめでとうって言われなかったな。笑
この結婚、退職で、本当に落胆させてしまいました。
でもそれくらい私のことを熱心に思い、期待してくれていた人で、
プライベートでも一緒に釣り行ったり、スキー行ったり、
ただの上司と部下の関係では語りつくせないものがありました。


そもそも私がブログで使っている「ぽんた」は、この上司がつけたあだ名ですびっくり(ローソンのたぬきに似てるからw)


そして、この上司
めちゃくちゃ口が悪く、あがり症

正直、どんな禁断のエピソードを暴露されるかと震えてました。笑


そもそも…


1ヶ月前
上司「もしもし?ぽんた?俺だけど。いやもうさ、お前の結婚式何話していいかわかんねえよ。」

2週間前
「もしもし?いやさ、今日別のやつの結婚式で、ぽんたの時の練習のつもりでスピーチしたんだけどよ、めちゃくちゃ緊張しちゃってぜんぜんだめだったわ。なんかみんな見てるんだもん」

1週間前
「もしもし?俺ほんとむりだから。言っとくけど紙見るから。」

前日
「ぽんたおまえ、平成何年入社?!何年働いたっけ?!異動したのいつだっけ?!今何歳だっけ?!」



必死か?笑
こんな電話かかってきたら不安にもなるわ!!!笑



しかも彼の主賓の方…
さすがマスコミ関係の偉い方、
ま〜〜〜〜話がうまいこと。
適度なユーモアも交えつつ、彼を持ち上げ、
そこそこな時間で上手に切り上げて下さり
素晴らしかったですお願い


そして私の主賓のターン。


緊張のせいなのか
いつになくしんみりした様子で。
よくわからない小笑いをはさみつつ、
私がとにかく覚えているのはこんな話です。



自分が教えることをすぐに吸収して、それ以上の結果を持ってきてくれた
公的資格も何個も、全て一発合格で、この会社に30年勤めているけど、こんな子はじめてだなっていう風に思っていた
自分のスキルを全て叩き込んで、管理職に絶対にしようと思っていたし
本人にもそう伝えていた


でもやっぱりそれは夢なんですね
夢は夢で終わったんだなぁって思います


と、言ってました。
おめでたい席で、「内心祝ってないなこのオヤジ?!」って感じの内容ですけど
私はそれで良かったです。


就職してから特に最初の4年間は、本当にプライベートも犠牲に、脇目も振らず仕事してきて
この上司がいつも私に、目標と、頑張る力をくれました。
こんだけ評価してもらって、こんだけ惜しいと思ってもらえるなら社畜人生報われたなーっていうか。


祝辞らしくない祝辞だったけど
定型文じゃない心からの想いが伝わってきて、私は嬉しかったです。


何より私も、この上司と仕事をするのが本当に好きだったから
改めて、相思相愛だったんだなぁと感じられて、
嬉しかったです。


続きます。