以前、愛用しているドール・ボールペンの記事を書いた。その後、心ひかれるデザインのペンに出会わなかったこともあり、ペンの改造は暫くしていなかった。
先日、丸の内の雑貨屋で久しぶりに、ドール・ボールペンに出会った。アカデミック・ガウンを纏った男女のボールペンである。奇しくも、この四月から院に進学することを決めた直後のことであった。もともと好きな文具であることに加え、服のデザインがまた私の心を掴み、即決で何本か購入した。

今回もこれまで買ったドール・ボールペンと同様、ペンの書き心地は気にいらなかったので、一旦解体し、別の芯をいれた。ついでに、もう一本にはボールペンの芯の代わりにシャープペン機能を挿入し、ペンをシャープペンに作りかえた。

自分の年を考えると、使うのが恥ずかしい気もするけれど、それに勝る愛着をドール・ボールペンに感じているし、なによりこの握りの感じが好きなので、末長く使っていこうと思っている。