岩塩で、ピンクソルトというきれいなお塩がある。まろやかで、おいしい。
若い頃に出会い、ときどき見かけると購入している。
さて、今日、やや大粒の結晶のピンクソルトをみつけた。ミル型の容器に
入っていて、なにかに振りかける時にガリガリする。
「ヒマラヤン ピンクソルト」というアジア最高峰に因んだネーミングにもなにか、
わくわくした。早速購入し、裏の表示をみたら、原産国が
南アフリカ。あ、アジアじゃないんだ。力が抜けた。さらにみると、
製造工場がどうもパキスタンということで、ここでアジアがからんでくる。
味は普通に美味しいので不満はないけど、なにかもやもやする。
ヒマラヤの塩、あのヒマラヤの塩、というイメージをわかせてしまって
いたので、ヒマラヤ山麓の工場でつくった塩、、という現実とは
少しギャップがあった。
心の中の小さなワクワクしゃぼん玉がひとつはじけたような喪失感がのこった。