彼女の誕生日の当日ドライヴデートに誘う

「今日は天気もいいし、海でも見に行くか?」

「うん」

ブーーーーンw

「お、子供が砂山つくってトンネル掘ってるぞ」

「わあ!懐かしいね!」

ブーーーンw

「ほら、ついたぞ」

「キレーーイ!すっごーーい!」

「海ってこんなキレイだったか?お前と見てるからか・・・」

「ん?何か言った?」

「いや」

「そろそろ日が暮れる、帰るぞー」

「はぁーい」

静かな帰りの車内で

ブーーーーーンw

「ねえ、音楽かけていい?」

「おう、ラジオでもつけとけよ。Zipな」

カチ、カチカチッ

(ははは!・・・おっと!そろそろ約束の時間かな?)

(きょうはZipチューンを聴いてくれてありがとう!)

(今この放送を聴いてくれてるぼくのだいじな友人のたいせつな人の大事な日なんだ)

(男くん、彼女子さん!お誕生日おめでとう!さあダッシュボードをあけて!)

「え・・・??わたし、のこと??」

「んー?さあな確かめてみたらどうだ?」

ダッシュボードを開ける彼女

「これって・・・」

中には小さな箱、手にとって小箱をあける彼女

「え、これって」

ぽろぽろ泣き出す彼女

「そういうことだよ。」

彼女は、しゃくりあげながら精一杯の声を振り絞って

「・・・!は、はい・・・!ふつつかものですが!」

ってかんじでプロポーズしたいいぃぃぃぃぃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!