某国の病院では入院手術するときは必ず部屋のランクを決めなければいけない
部屋のランクはあ超VIPから始まりVIP1、2,3 とありそのあとは普通の クラス1,2,3
とお粗末になっていく。部屋は当然値段が違う。VIPになればなるほど高い。目玉が飛び出るぐらい高い。でもVIPを選ばないと看護師さんたちの態度はおろか食事の内容、食器に至るまで
ことごとく差が出る。で、手術代もドクターに支払う分も部屋のランクによって全然変わってくる。優しい婦人科の先生は言いました。


「りんりんさん、よく聞いてね、ベンツに乗ってもタクシーに乗っても到着は同じです
私たちは精一杯渾身の力を込めて手術してあげるから、部屋はなるべく安いところで済ませなさい、じゃないと手術代金も大変な金額になってしまうから。。。」優しい、優しすぎる!
日本のように保険もない国では手術は大変な金額になってしまうから、泣いてなんかいられない
頑張って手術を受けよう!そして病気を治すんだ!!!



と、普通の部屋を選んだのです(大部屋)→値段につられた。
手術は5時間半もかかりました。
あれだけの大手術なんだからICUにでも運ばれてるのかと思いきや、普通の大部屋で
隣のベットは赤ちゃん産んだばかりのお母さん(しかも母子同室)X2組
背中に痛みどめのドレーンみたいなのをしょいながら必死に痛みと戦っておりました
痛くて声も出ないのに隣では幸せそうな夫婦と来客と赤ちゃん。 マジか!

しかも看護婦さん全然来てくれません怒
呼んでもほぼシカトです 怒
主人が付き添いでベット下に寝てた時は汚いものを見るように
「ここで寝ないでください怒」って逆に怒られました


これが普通の部屋を選んだ現実です 悲しかったです。
これがVIPクラスだったら看護師さんしつこいくらい部屋に来て「何か不自由はありませんか?」とか「私に間違いはないでしょうか?」とか全然態度が違います。
こんな屈辱を受けながらも4日目にはドクターの計らいで特別に退院させてくれました
病理検査が出るまでの1週間はほとんどご飯も食べれませんでした。
怖くて泣いてばかりいました。それは主人も同じだったと思います


で、1週間後、、電話が来ました
ドクターから「安心して!病理の結果はネガティフ(陰性)よ!!ステージも1aですから
化学療法もないし、悪いものは全部取ったからもう大丈夫よ!!細胞も全部きれいに取ったからね!♪」



  \(*T▽T*)/ありがとうございます!ありがとうございます

     家族全員で泣きました! 神様ありがとう!



 2009年11月、、こうして最初の卵巣がんは手術ですべて終わりました
後は体調が戻り次第日本に本帰国して経過観察することになったのです








   まさか取りこぼし細胞があったとはこの時全然思いもしなかったよ・・・・・。











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