本年〆の記事は滝山城後半戦になります。
・・・思いの外記事にしたい写真多くて3回に分けようか迷いました
眼下には居住スペースと思われる広いエリア
中ノ丸は崖端に位置するので、深い堀は更に深く、恐らく竪堀に発展しているものと思われます。
ちょっと前にupした滝の城と、規模こそ違えど酷似していますなぁ・・・
流石同じ北条氏系のお城(-Д-)b
良く考えると対武田用に築城された滝山城への狼煙台の役目を果たす5城(檜原・戸倉・二宮・網代・戸吹)とオマケの高月城、全部多摩川系の川の傍にありますな・・・
スタンプは加住居住センターでも入手できますし、そこには滝山城の地形模型もあるので、スタンプのコンディションを考えるとソチラで頂いた方が良いかもです。
(滝山城駐車場のある交差点を山の方に進み、道なりに左にカーブした先の直線坂道の途中右手にあります)
ちなみにここで撮影していたら、左の方から火薬弾と思われる鉄砲の音が立て続けに4、5発鳴りまして・・・
うっさいな・・・と近くに居る人みんな見た先に、滝山城の管理関係者と思われるオッサンが(たぶん空砲を)無作為に撃っていた・・・
周りに声かけてから撃つとか、もっと気配りなさいよ
(かなり大音量だった・・・耳遠くて自分には聞こえなかったとか?)
滝山城の潜在写真でここが一番多く使われておりますが、上からだと気付き難いかも。
本丸跡地にはちょっとした高台があり、城山神社が鎮座しております。
こんなところも滝の城に似てます(-Д-;)
木橋とは別に搦手虎口もあります
虎口から以前は主郭を囲う帯曲輪が見られたのですが、今は立ち入り禁止に。。。
この時は「前からそうだったっけ?」くらいにしか思わなかったんですが・・・
なのでしっかり掲載
ちょっと戻って二ノ丸を取り巻く大堀へ
この時期にして雑草多くね?
※滝山城の雑草管理するのは正直酷です・・・広いからね(汗)
ススキが生い茂って撮影が・・・
※折角のダイナミックな遺構の数々も、オールシーズン撮影に不向きな城である
①回目の記事で書いた行き止まり曲輪の逆側
その手前にある二ノ丸へのゆるやかな登り虎口
二ノ丸から千畳敷の先にある「コの字型土橋」←解説にそう書いてあった
いずれにしてもあまり見られない
空~前絶後の~
遺構である
ホラ、コの字型土橋って書いてあるw
・・・滝山城の解説に書かれる遺構の名前、文献通りの名前とは思えず・・・なんか昭和初期の香りがするんですよね・・・
まさかさっき空気読まずに鉄砲ぶっ放したオッサンのセンスとか?
眼下に見える空堀といい、やはり滝山城は元祖100名城にも劣らないお城ですね。
車で来られる方々は真っ先にここに到着するのが普通の見学ルートになります。
ここから大手道と山ノ神曲輪に道が分かれているので。
ちなみに山ノ神曲輪には遺構は無いのを知っているので、今回は見学せず、ここから大手道を通って戻りました。
・・・そういえば「山ノ神曲輪」ってネーミングも昭和初期の香りが・・・www
大手道の途中に、先程三ノ丸眼下を走る空堀がぶつかっております。
えー、ここも入れなくなってるんかーorz
駄菓子菓子!・・・ここは三ノ丸の堀であって三ノ丸では無いというオチ
正規ルートで滝山城に入って来ると、最初に見られる遺構解説がコチラ
この右手に横堀があるのが見えると思います(正規ルート側からだと左手)
奥に見える、暗くてちょっと立入るのを躊躇ってしまうあの奥に実は滝山城の中でも屈指の遺構(大堀・土塁・土橋・虎口)が見られるのですが・・・
丁度今回見学をひかえた山ノ神曲輪方面に出るので一石二鳥のハズなのですが・・・
どうやら続100名城になった弊害で、要害部が逆に見辛くなってしまった模様・・・
以前は藪蚊(丁度デング熱フィーバー時)にも負けず突っ込んで遺構を見に入った(結果10ヶ所は刺されたw)もんなのですが・・・
なんか「これ!」って遺構のある場所ばかり通行禁止になっていましたねー。
元祖100名城はこういう規制される場所あまり無いんですが・・・続100名城は時代に合わせてリスク回避の傾向にある様ですな(=ω=;)
非常ーーにつまらん
大滝秀治さんのモノマネをする関根勉さん風に
(駐車場と登城口の間にJR八王子駅・京王八王子駅方面行のバスがあり、結構本数も多い)
今回は中山勘解由屋敷から少し寄り道して、大体75分くらいで見学を終えましたが、他にも山の神曲輪や木橋の先にある馬出曲輪や搦手虎口、更には窪地の曲輪の更に奥にある池関係の見学を端折っているので、全部じっくり見るつもりでしたら、多く見積もってその倍くらいは見学時間確保された方が良いと思います。
高月城に関しては駐車スペースが無く、更に今は私有地の所有者の方が立入禁止にしているそうなので、見学予定されている方は要注意です。
年末の帰省ラッシュの逆の空いている時期を利用して関東のお城見に来られる方々も多いと思いますので、ご参考まで。
これで本年の記事は最終となります。
来年は良い所は変わらず、悪い所は解決出来る年になりますように。
御付き合い頂きまして有難う御座いました。
でわでわ皆様また来年<(_ _)>