皆さんが飛行機に乗られる時、飛行中に
「地上からの連絡によりますと、○○空港の天気は晴れ、気温は摂氏2℃、
降下中は風が強いために少々揺れることが予想されております。」
というような機長のアナウンスを聞いたことがあると思います。
このアナウンスの元になっている世界の空港の気象DATA(日本語版)を一般の方々でも
閲覧することができますので、皆さんも航空旅行の参考として役立ててください。
このマップを見ていると、未踏の地への旅行心を掻き立てられます。
都市名をクリックすると、さらに詳細な現在の雲や風、視程、乱気流などのDATAが
見られますよ。
過酷な気象条件のシベリアの地へ就航するオリエントアビアのイリューシンIL-62M
試しに地図形式のMETARを日本からシベリア方面にスクロールしてみてください。
すると、旅行者にはほとど馴染みが無いシベリア奥地から北極圏の空港の名前が出てきます。
ヤクーツク -48℃ 快晴とか、人が暮らすには過酷すぎる気象条件ですが、これでも
ちゃんと定期便が飛んでいる都市なのです。
(これからの季節、-60℃以下になることもある地域です)
ちなみに人が住んでいるところで世界最低気温の記録は、ヤクーツクの東にある
シベリアの内陸地オイミャコンで-70℃台を記録したそうです。
オイミャコンのさらに北の北極圏に位置するティクシやノリリスクでは海流の影響でしょうか
そこまで気温は下がらないんですね。
逆に南の方にスクロールしていくと、台湾や香港はこの時期、意外と肌寒いのがわかります。
マニラでようやく夏らしくなり、シンガポールまで来ると常夏といった感じですね。
私は寒いのは苦手なので南の島へ脱出したいです。