持続化補助金の申請でいろいろと整理ができましたね。通る通らないにはさして関係はない。補助金だからそもそもやれないと補助もないものだから、私にとっては補助は二の次で、これを機に考えや戦略を整理したかったのが一番。
今回の出張はそのためのものがメインで、それと併せて今まで動いてきたものの戦略を詰めたかったのと、新しい切り口を確認する事がその次に重要な事だった。加えて、トラブル前に仕掛けた商品のリニューアルの見込みを確認したかったのが3番目の理由。
私の会社はリソースが相当足りていないので、少ない人やお金を絡ませながら使いこなさないとうちの会社のイノベーションはままならないわけで、かと言って一人ではできぬ事ばかりなので、人を頼らざるをえないところも多分にあり、とは申せ独りよがりでは続かない…こんな考えが入り混じっての5月で、その確認や可能性の判断のための出張でもありました。
強くもないのに飛車角落ちで、持駒もない中、普通にある持ち時間もなく、弱い方がハンデがあるのが中小企業の経営で、それでも勝ち抜かないといけないので、頭を使わざるをえないわけです。
周りから見ていて、悠長に考えているように見られていても、環境戦況は好転せず悪くなるばかりで、一人れず足をバタつかせているようなのが零細企業経営でもあります。
じっと堪えて戦況を凌いで、一気に攻撃に転じる…そんな機を見計らっている。
策に溺れるにも策を弄する余裕もなく、その場つなぎの策を繋ぎ合わせ紡ぐが如くに、じっと堪えて進むことしか今は出来ない。かつての諸先輩がそうであったように、私はそれが今かと思ってます。