いや~朝から衝撃的な投稿に出会い、放心状態な感じな今です(笑)
正に彼の書いたとおりのことが、ずっと前から起きており、本当、私ゃ諸葛孔明かなんかかよって感じな理由がよくわかりました(笑)

人は劣化していくもので、昔足が速くても練習しないで、運動すらしなくなれば脚力は衰え、腹は出て、昔取った杵柄も朽ち果てて無くなるものです。
せめて練習してやっとこさ現状維持できることを歳をとると忘れてしまうようです。

キャリアや経験がものを言うという幻想にもきちんと自覚できている人は少ない。過去の経験や実績は殆どの場合、活かせない。なのにそれを重視し尊重するのは、過去の経験と実績を活用して新しい問題を解決してくれるだろうと期待するからで、キャリアや経験そのものになんの期待も評価もされてないことを案外知らない。
最近では採用する側も思考停止で、課題や問題が特定されてなかったり、ゴールも設定されてないのに、キャリアと経験があればなんとかなるさ的に期待している方もいてまったく残念です。
過去の経験や実績を活かしきれない人なら新人や若手の斬新な発想の方がかなり良いくらいで、そもそも時代は刻々と変わっているわけですから、過去の実績や経験が、今、役に立つ保証など全くないことを頭に入れておくべきです。

人は必ず劣化するのですが、練習もせず、過去の栄光にすがる事で劣化が促進する例はままあります。
新しい経験を若い時のように体験できるかと言えばそう簡単ではなく、質も違う。若い自分の体力知力と勘違いして、今の若者と同じようなことをしても、得る事は少ないものです。
第一、ついていけないし、そもそも出来ない。
そこを自覚すれば、人の話にしっかりと耳を傾け、むしろ若手の話から疑似体験し、辛うじて劣化の速度を遅らせることができるものですが、中には劣化を防止するためにではなく、マジンガーZのジエットスクランダーみたいに装着して、ひと暴れしてみようと若手の話を聞こうしている人もいますが、みなさんはマジンガーZではなくて兜甲児であることをお忘れがちで、そんなんじゃパワーアップもしなければ、先からの劣化防止にもなりません。兜甲児君が年取ってるわけですからね、反応も遅くなってるし、そもそも機械(新しい仕組みへの対応)にも不慣れなんですからね、かえって負担が大きくなることがままあります。

大切なのは、今の自分に真摯に向き合うことです。情けない体力、固くなった思考、寛容になれない自分を自覚して、向き合うことが大切です。
正直言ってかなり苦痛です。でもこれをやらないと時代から置いて行かれます。自分の今の能力体力を確認して、若い人や違う考えの人の話をよく聞くとスーッと話が入ってきます。不思議なものです。
これが本だと出来るのですが、人から話を聴くとかになると俄然難しくなるので不思議です。なので、苦手な人は本をよく読むことをお勧めします。

人を見る目も案外劣化することも知られていません。自分の立ち位置、体力知力の現状認識、情報の量と読み方、目標の有無で、人は成長するものですが、これらを怠ったり、認識ズレが生じたり、目標を見失えば、劣化は進みます。
人の見る目もだから当然劣化します。長く生きてれば見識が高まり、卓見できるかと言えばそうではありません。
そうでなければ、こんなに特殊詐欺に引っかかる人はいないでしょう。特殊詐欺まで行かなくても、小さいものは周りにたくさんあり、こういうのに乗じて悪さを働く人もいますので、劣化防止は自分を守るためにも頑張らないといけません。

以上、すべて私の体験に基づく、自戒訓でした(笑)