今回は、こちらにのみ投稿します。
一昨日、義母が無くなりました。昨日葬儀を執り行いました。寝たきり状態が五年半続いてのことですが、ここ二、三ヶ月は容態が不安定でしたので、ある程度覚悟はしておりましたが、やはり寂しいものです。
これで私には親と呼べる人が誰もいなくなりました。哀しいですが甘える年でも本来はないので、私も大人にならないといけませんね。
振り返れば長かったですが、あっという間と言えばそうです。認知症の疑いが出てから、脳梗塞になり、その後は自宅にて介護をしつつも、くも膜下出血で倒れて寝たきりになって、気管切開、胃ろうとで、晩年はきつかったかろうと思います。
認知症の時は、私か妻がどちらかが家にいるようにし、脳梗塞でトイレで倒れた時は、たまたま仕事で遅くまで起きていた時でした。
その後、一進一退が続きましたが、認知症と脳梗塞の後遺症でグループホームに通いながら、家族全員で見守ってきました。それでも、くも膜下出血で倒れて、寝たきりになってしまい、やはり家にいて会話ができた方が良いと思ったり、悩んだりもしました。
寝たきりから五年半。脳梗塞で倒れてから約七年。いろいろありましたが、今となってはそれもこれも何事にも代えられない家族の思い出です。

なくなる当日、私は東京出張に行く日でした。
最後の最後まで妻と話し合い、出張に行くべきか取りやめるべきか悩みました。
一旦持ち直したので、快方に向かうと願いつつ、東京に向かいましたが、雲上にいた時、息を引き取りました。空港に到着し、携帯の電源を入れた後のメッセージに訃報が届きました。
着いたその脚で福岡便を予約変更して帰りましたが、ずっと後悔していました。出張など行くべきではなかったと。そばにいてあげればと。
いても何もできやしないのですが…

初めて家族葬なるものをしました。
案外良いものだと思いました。
ただ慣れていなかったので、ああすれば良かったね、こうすれば良かったねと、妻と話しながら後片付けしてましたが、もう次はないんだねと、妻となんとも表現しがたい微笑みのような苦笑のような表情を交わしました。

これからは、私は今まで以上に頑張らないといけません。
密かな覚悟も持ちましたが、その覚悟が今後は多岐に及ぶことになるかと思います。
そうやっても、これからの私は今以上に家族を守っていかないといけないと思います。

今日は出社しましたが、明日からは通常通りです。皆様もお元気で、健やかに。