猫の皮膚病のこと | きじトラとアビシニアンズ

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猫と日々のあれこれブログ♪

今日はアビの皮膚病についての話なので、
興味のない方はスルーしてくださいね。
きじトラとアビシニアンズ-11月1日のアビ
現在11歳のアビ

4歳頃から舐めハゲなどの皮膚のトラブルが時々出だしました。

猫の場合掻き壊しで患部がひどくなるので、
痒みがでるたびに病院へ行き、ステロイドと抗生物質。
少しおさまると抗ヒスタミンで対処してきました。
最近は掻きだして、ちょっとおかしくなるとエリカラをしてしのいでいました。

このシャンプーハットを改造した手作りのカラーは、アビが生活するのに、
一般的より負担が少ないようでした。

ドーナツ型のカラーをブログで見かけ、そのほうが
もっと自由がきくのでは?とつけさせたところ、
アビの場合は患部に足が届いてしまい、傷がひどいことになってしまいました。

薬を飲まさねばと、かかりつけの病院へかけこむと、
「9月から皮膚専門医による2次診療が始まったので、そちらを受診してみないか?」と。
週に2回の診察しかないにもかかわらず、
ラッキーな事に翌日の予約が取れ、皮膚専門医にかかる事ができました。

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ステロイドと抗生物質を飲んで10日目のアビ。
かなりよくなっています。
矢印の部分が地肌が見えて血がにじみ、腫れあがっていました。

結果から言うと、2次診療でもかかりつけの病院で長年もらっていた薬をもらっただけです。

しかし、私の気持ちが変わりました。
今まで疑問や疑惑に感じていたものが、すっきりしたのです。

2次診療では、いきなり猫は診ず、
最初に問診で猫の状態や飼育状況を聞かれます。その後アビの状態を確認した後、
アレルギーの原因となりそうな事を再び飼い主を話してさぐり、1時間の診察は終わりました。

検査は一切おこないませんでした。

アビの皮膚疾患は、食物アレルギーによって引き起こされるものではない。
なぜなら、1年のうちに食事を変えずに薬を飲まないで済む時期があるから。
食物アレルギーであれば、食べていれば必ずでる。

そうですよね。言われると当たり前の事に、気がつきました。

そしてアビシニアンは人間でいう敏感肌の子が多い。
精神的に繊細な子が多い。
それゆえ、普通猫が気持ちを落ち着かせようとして舐める行為も
敏感肌のせいで、舐めただけで荒れて、さらに舐めては悪化する。

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我が家の3匹の中で一番環境への適応能力が高いと思っていたアビ。

実はその優等生的な性格が原因のひとつと先生から言われました。

たとえば、我が家は案外規則正しい食事の時間ですが、
季節により食欲も変化するし、また帰宅時間によって食事時間が若干ズレる事もあります。
その場合、マロンとルディはすごく抗議をしますがアビはしません。

トイレは3匹で2個なのですが、するたびに片付けるようにしても
時としては汚す子や、するタイミングと私の外出が重なり汚れている場合もあります。
その場合、やはりマロンとルディは訴えるし、マロンにいたっては
嫌ならトイレのそばの床で大をしたり、抗議のシッコテロを起こします。

一切そんな事をしないアビは、その環境でうまく対処できる子と思い、
飼い主にとっては、とても都合の良い子でした。

しかし、それが知らず知らずのうちに、ストレスになっていたようです。

そんな風に私との会話の中で、ストレスの原因を探ってゆく事で診察は終わりました。

治療としては、今までと同じ薬をその時に応じて服用させるだけですが、
薬に対する考え方も以前とは変わり、いろんな事が明確になり
2次診療はとても意義のあるものでした。

気になる診察代金は、薬2種類2週間分込みで9930円。
初診代が紹介で割引になっていても4000円だったので、少し高めの金額です。

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆

本当はもう少し詳しく書きたい事があるのですが、オープンにしてしまうと
その部分だけを読んで差しさわりがでる事もあるので、
書かないつもりだったアメンバー記事でその事は書こうと思います。

猫の皮膚疾患等で悩んでる方の参考になるとよいかと思います。
申し訳ないのですが、いつも「きじアビ」をご覧くださってる方、そして
皮膚疾患等、病気で悩んでる飼い主さんだけアメンバー承認させていただこうと思います。
アメンバー記事はひとつ前にあります。

長文にお付き合いくださり、ありがとうございました。


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楽しい休日を!