以前、何度かブログに書いた、幼・小・中・高・大まで一緒で部活も同じという幼馴染がいるのですが、

 

(過去に触れた記事)

ハゲしいなKくんMくん

親をバカにする子供

 

彼のお嬢さんが○○大の某学部に総合選抜で合格しました。大変おめでたい!先日、彼と一緒に日帰り温泉に行ったのですが、行きの特急電車の車内で教えてくれました。

 

「そういえば、娘が○○大に合格したよ」

「え?総合選抜?」

「そう」

「すごいじゃん!おめでとう!」

 

でも、彼は淡々としています。

 

「いや、女子大不人気でいまはそうでもないらしいぞ」

「だってお嬢さんの女子校、同級生がみな猫かぶって評定稼いで女子大の指定校持って行くって、お嬢さん自身が嘆いてたよな」

「ああ、そんなこと言ってたな」

 

(言ってたなって、、、お前が俺に教えたんじゃん)

 

「で、お前は『娘は不登校気味だから、指定校は取れない。もう一般受験しかない』って言ってたよな」

「ああ」

「○○大って女子大御三家だろ。じゃあ、女子大を指定校で取った子にも少なくとも引けを取らない結果になったんじゃないの?」

「ん?ああ、そうか。言われてみればそうだな」

「ほら、なら喜べよ」

「すまん。俺、女子大よくわかんないんだよ。偏差値も大したことないんだろ」

「いまの偏差値はちょっと知らないけど就職はいいぞ。少なくともMARCHの次ぐらいにはいいと思うけどな」

「そうなの?ふーん」

「それにしても、総合選抜って評定とか出席日数とか見るんじゃないの?親が思うより日頃の行いが良かったんじゃないのか?」

「○○大の総合選抜って評定みないんだよ」

「え?そうなの?」

「少し適性のテストを受けて、小論文書いて口述か面接受けて終わり」

「知らなかった」

「、、、しかも、行く気ないってよ」

「そうなんか。つまり一般入試の押さえに使うの?」

「そう。だから入学金払ったよ。行かないって宣言している大学に金払うのはバカバカしいけど仕方ないわ」

「まぁ、でも良い保険ができたんじゃない?」

「まぁね。○○大よりも行きたい大学だけ受験すればいいんだから、そのぶん受験料節約できるし、、、モノは考えようかな」

 

だそうです。彼からは

 

娘が勉強しない

不登校気味

妻のコネで学力不相応の学校になんか入るからこうなった

 

等々、何年も愚痴を聞かされていたので、名門女子大に合格したことを喜ぶかと思ったのですが、あまり喜んでいないようで困惑してしまいました。彼が認識不足なのか、それとも超難関国立大卒の彼の妻が喜んでいないのか、、、なんとも言えない雰囲気の漂う車中でした。