頭痛が始まり、体調最悪の二郎が昨日、最後のTEAPの試験に向かいました。第2回の結果が悪かったため、最後の第3回に向けてリスニング対策をしていましたが、頭痛で集中力が切れ、後半は分からなくなってしまったそうです。
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私が玄関で週に1度の水槽掃除をしているとガチャっとドアが開きました。
我が家の水槽はネオンテトラがいっぱい
「ただいま、、、」
「おかえり。お疲れ。ずいぶん掛かったな」
「面接の順番が遅かった。。。面接もヤラかしたかも」
妻が割って入ります。
「おかえり!よく頑張ったね~」
「うん、ただいま、、、」
「手洗って、着替えて部屋で寝なさい。いまリンゴ剥いたげる」
「ありがと」
「、、、まだ痛むか?」
「う~ん、ワクチン打つ前の去年よりはマシかもしれないけど、集中力がいる試験では、、、難しいよ。、、、俺、受験大丈夫かなぁ。今回のTEAPだって最後なのに第1回も超えられなかったら、もう上智無理だわ」
「まぁまぁ、もう寝なさい」
「母さんありがと。父さん」
「うん?」
「受検料無駄になったかも、ごめんなさい」
そういうとリュックを抱えて、二郎は2階に上がっていきました。そんなこと言うようになるとは、、、父、ちょっと感動しました(笑
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勉強面では少なくないハンデを背負ってしまった二郎。たしかに頭痛は恨めしいですが、しかし、その経験が二郎を成長させていると思います。何の苦労もなく育ち、苦労している人を思い遣れないような人間に育つよりマシです。例え受験にはマイナスでも、今の試練は何かしら将来への大きな糧になると思うのです。
大学受験なんてどこ行ったっていいです。どうせゲームなんですから。私も大学受験に失敗して妻と出会って、二郎を授かったし、今の職場にいるのです。受験直前に身内の不幸があり、数日後には左手が使えなくなるほどの大けがをしました。たぶん、これが受験失敗の直接的な原因ですが、これがなかったら今の私はありません。確かにもっと上の大学に進学したなら、もっと良い出会いがあったかもしれません。しかし、私にとっては今が十分すぎるほど幸せです。偶然の連続で人生は先に進みます。どんな結果でも、彼がやり切ったと思えればそれが一番です。これからも彼の体調を見ながらサポートしようと思います。