体調崩したり、頭痛が再発したりとなかなか大変な状況の二郎ですが、体調は徐々に良くなり、頭痛もいまは緩解して、やっと本気を出し始めたみたいです。

彼は午後から予備校に通っているのですが、今まではどうも勉強した内容を見てみると

 

「あれ?もう少し勉強できるんじゃないか?」

 

って感じでした。登校履歴は私のところに届きますし、先生からもどこかでサボっているという報告はないのですが、

 

ちょっと寝ている時間が多い

 

のと、

 

ボーっとしている時間がなくはなかった

 

ようです。そういう報告は担任から聞いています。そりゃそうだよなぁ。だって、日本史を始めたのがいくら3月からと遅かったとはいえ、暗記量が少なすぎますもの。それに普通に勉強していれば得点源になる古文・漢文が全く仕上がっていないところをみると、

 

「勉強しているとしても、集中力低くタラタラやっているんだろうなぁ」

 

と容易に想像がつきました。まぁ、私も

 

中学受験・高校受験

 

と彼を見てきましたし、親塾していましたからね。

 

「勉強は時間じゃない。短距離走のように短い時間でガーっと暗記したり、問題を解き、それを数セット、休憩を数分はさみながらやった方が、何時間もダラダラ机に向いているよりよっぽど頭に入る!」

 

ともう百回は言ったと思うのですが、彼はどこかで本気じゃなかったですね。少なくとも私が見る限りでは。。。

ただ、あまりに古文と日本史が仕上がらないのを見てしびれを切らし、強制介入しました。それは以前ブログで書いた通りです。

 例えば日本史の一問一答(東進)なら、1日に10ページを完璧に暗記し、それを3日続け、4日目にいままでやった30ページが暗記できているかチェックし、もしも覚えていなかったらまた完璧になるまで覚える。それを3セット分進めたら、いままで覚えた90ページ分をチェックのついたところだけ大復習し、それでもできないところはマーカーで設問ごと括る。もう暇があったらマーカーで括った部分を繰り返す。そんな感じで1冊を終え、それも複数回繰り返す。するとどんなに日本史が苦手な子でも数か月もあれば1冊丸丸暗記できます。私はやりましたし、それだけで偏差値65(90年代の代ゼミ模試)を割ることは1回もありませんでした。誰でもできるけど、多くの人がしないから点が取れないだけなんですよね。もっと得点したかったり、難関国立にも対応できるようにするには山川の教科書を丁寧に読み上げたり、資料集を自分で再編集したり、自分ノートを作るなんてあるのですが、もうそんな時間はありません。私立文系(最難関)で足を引っ張らない程度の対策ならこれで十分です。

半分大人の大学受験生にこんなこと強要すべきことじゃないですが、彼を浪人させたくないので、はっきり言って強要しました。もう私立の受験本番まで2カ月切ってますからね。やらざるを得ないですよ。心のどこかで

 

「大学受験で親塾もないだろ、、、こんなことしないと大学に入れないなら、もともと入る資格がない」

 

とシラケている自分がいるのですが、まぁ、、、乗りかかった船です。あと2カ月だから付き合います。

すると、ここ数日、二郎から写真が送られてくるようになりました。日本史用語を書いて覚えているようです。

 

東進のフリーテーブルで書きなぐり、

 

喫茶店で書きなぐる。。。

 

東進の授業では自分なりにメモをまとめ、

 

文学作品をまとめて暗記。まぁ、これじゃ少ないけどね。

 

政党は頭に入りにくいので年号下2ケタを書きながらノートにまとめる。

 

「お父さん、俺は頭が破裂しそうだよ。。。」

 

とたまに電話が掛かってきます。

 

「そうか、その程度で破裂するなら破裂しろ」

 

と突き放しています。

 

「あとな、地歴の丸暗記という苦行は、理系科目から逃げたヤツへの罰ゲームだ。今から数IIIやるのとどっちが良いか選べ」

 

と付け加えます。すると

 

「日本史の方がなんぼかマシです」

 

といって、電話を切り勉強を再開します(笑

そして、歴史の成績がどうなったかは以前、ブログに上げたとおりです。終えた部分は東進●●校ではトップ争いをしています。最初から、その勉強法とテンションで進めていれば、ここまで苦労せずにすんだだろうに。。。ということで彼が能力的な限界ギリギリで勉強を始めたのはここ半月ほどです。「限界ギリギリ勉」をして2カ月半で私立最難関大に太刀打ちできるのか?残りの時間見守っていこうと思います。

、、、それにしても、、、頭痛が再発しませんように。再発したら、、、今年は諦めるしかないですね。個人的にはMARCHのどこかを受けてでも浪人は避けてほしいのですが、彼にそのつもりが全くありません。ほんと頑固というほかありません。二郎は意外と頑固です。昔からそうでした。変わらないのですから、私もそのつもりで付き合います。(はぁ、もう早く終わってくれ)