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先日、ご報告したとおり二郎の参考書・問題集・過去問はほぼ廃棄しました。二郎が手許に残したのは愛用の単語帳と日本史の一問一答ぐらいでしょうか。これは手放したくないそうです。うん、その気持ちはわかる。。。

1冊丸暗記した金谷の日本史B一問一答。まぁ、最後までポロポロと忘れていってはいましたが、、、

リビングの本棚がかなり空いたので、1つは二郎のために開放しました。「好きに使っていいよ」と言ったら、私が高校か大学の頃に読んでいた本を押し入れから引っ張り出して並べ始めました。

ん?聖書、ギリシャ神話、ダンテの神曲のマンガ、道教、陰陽道、ヒンドゥー教、、、う~ん、おもしろ入門書系ですね。一部、最近の本もあるけど、、、こっぱずかしいな。

 

「お父さんさ、以前、大学入ったら哲学とか宗教も勉強するかもって言ってたよね」

「ああ、お父さん、経済学がいまいち好きになれなかったから、卒業単位に組み込める枠一杯に他学部の授業入れたんだよな。それでいきなり授業だと頭入らないからからマンガとか入門書買って予備知識詰め込んだんだよ、、、懐かしいなぁ」

「俺は人文系に入っちゃったから必要だと思って」

「おお、そうか。なるほど。。。いいんじゃない。ここら辺は難しい数式よりよっぽど大人の教養として使えるから知っておいて損はないよ。せっかくだから専門書も図書館から借りて読んだら?」

「わかった、わかったよ、、、まぁ、ここら辺から読んでみます」

 

参考書が駆逐されてこういうのが本棚並ぶのを見ると、ああ普通の生活に戻ったな、、、と感じます。二郎の部屋にはもちろん、趣味の本が並んでいたのですが、リビングの本棚は気持ちを弛めないために、私の趣味の本は後ろに引っ込め、受験関係の本ばかり並んでいたのです。中学受験から今まで本当に長かった、、、

 



妻は次に英検1級を狙っているらしく、英語関係で捨てようと思っていた本を勝手にピックアップして並べていました。英検1級とは関係ない本もあるみたいですが、高校生に戻ったつもりで学び直すそうです。彼女は高2秋から1年留学し、高3秋に帰ってきてそのまま大学受験したので、一般的な受験勉強をした経験がほとんどないそうです。アラフィフになり、子育ても一区切りついたので、その心の穴を埋めたいのかもしれません。

わたしにそんな欲はありません(汗。二郎が大学に入ったので、趣味の世界に戻ろうと思います(笑