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3月14日のブログは121.849アクセスあったようです。すごいアクセス数!今までの最高は中学受験最後の2018年2月5日の記事でした。これが181,261アクセスですから、それに次ぐ多さです。これだけアクセスあると初めての方からも複数メッセージをいただきます。その中で私も考えさせられた質問を複数いただきました。それは

 

「中学受験はするべきだったと思いますか?」

 

です。中学受験を控えているご家庭の親御さんからです。ご質問ありがとうございました!

 ん~~~~、、、、、すっっっっっごく難しい問題ですよね~。ん~~~、、、どうなんだろう?

しっかり考えて、突っ込まれないような文章を書くのも良いですが、いまの私にそんな気力はありません(笑。よって世間話的にとりとめもなく何回かに分けて書こうかな?って思います。二郎の大学受験に関しては、もう少し待てば得点開示があるので、そこで改めて触れますね。今回は中学受験すべきだったかって話に限って、ダラダラ書きたいと思います。

いま考えると、まず見極めなければいけないのはその子が

 

数学脳か国語脳か

 

ってとこだと思うんですよね。これが科学的かどうかは分からないのですが、算数・数学が得意な子で国語が苦手、国語(英語)が得意で数学が苦手な子って、分かれることが多いですよね。どっちも得意!って子も中にはいるでしょうが、そんな優秀な子をお持ちのご家庭はこんな微妙なブログは読んでいないでしょうから、除外します。

いまは昔に比べてますます数字を扱うスキルが重要視されていますから、子供をお持ちの皆様は一度は

 

うちの子は理系に進ませたい!

 

と思うと思います。、、、はい、私です。私はずーっと二郎に理系に行って欲しいと思っていました。それは私が好きだった数学・理科を捨て、時代もあったと思いますが、安易に華やかな私立文系に進んでしまったことへの後悔からです。当時は文高理低の時代でしたしね。いまとは逆です。そこで乗り気でない二郎に

 

そろばん教室、公文、百ます計算

 

なんかをかなり早い時期からやらせました。結果は、、、

 

まったく興味を示さず(涙

 

でした。〇ピックスに入ったあとも、なんだかイヤイヤやっていました。成績は一時はUPしましたし、Jクラス(αまでもう少し)まで上がりましたが、その後はずるずる落ちていきました。無理してたんでしょうね。。。成績不振の原因は算数だったと思います。勉強時間の7割は算数に割いていたと思いますが、なかなか伸びません。二郎の勉強はとにかく算数との戦いでした。もし、お子さんが二郎のような算数嫌い勢だとしたら、、、

 

中学受験は害になるかもしれませんよ。

 

では理由を書きますね。結局、中学受験ってあの算数との戦いなんですよ。もちろん理科も社会も小学生には激ムズなんですが、算数は飛びぬけてます。そんなことない?いやいや、苦手な子にとって算数のムズさは段違いです。数学ともまた一味違う、トンチみたいな問題もたくさんあります。算数にケチつけているわけではないですよ。ただ、センスのない子にはかなり辛い。それを子供に解かせて、その出来如何で大体の進学先が決まっちゃうゲーム、それが中学受験です。

 受験算数が得意な子って本当に得意です。彼らに、平々凡々の子が挑んだって勝てません。ましてや、平均よりも苦手意識の強かった二郎なんて戦列に加わることさえできていませんでした。転塾を繰り返した挙句、親塾の直接の引き金となった〇〇〇アカデミー。。。やめたくせにそこの問題集を使い、二郎が一人で勉強できるぐらい私が解説を書き込んで、私自身が解説授業をしましたが、、思ったほどに成績は伸びませんでした。

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丸丸1冊解説書いたなぁ~。本当に大変だった、、、

 

横で指導してて思いましたが、理解する力がまだ身に付いていないようでした。問題のレベルに二郎の成長が追いついていない感じ、、、もちろん、よそ様のお子さんはできるので焦るのですが、冷静に考えれば二郎には荷が重かったと思います。

 じゃあ、二郎は圧倒的に算数がダメなのか?と言われると

 

学校の成績はかなり良い方

 

でした。つまり中学受験の勉強レベルが無理だったのです。ただねぇ、、、これは成長を待てば解決したかもしれませんし、仮に受験算数が結局ダメなままだったとしても、中学数学では伸びることもありますから、焦ることはなかったんじゃないかな、と思います。苦手な分野に高負荷をかけて良いことなんてありません。ほんの少しでも楽しいと思わないと子供はやりません。だから、伸びない子に無理矢理勉強させて、中学受験させるべきなのかと聞かれると、今なら

 

ナ シ

 

と答えるでしょうね。小5・6で算数がどうしても伸びない場合は中学受験させない方が良いと思います。中学で伸びる子かもしれないのに、中学受験で

 

決定的に苦手意識を植え付けられ

 

運よく合格し、進学校に入学したとしても、猛烈な先取り学習をさせられたら

 

算数どころか数学も大っ嫌い

 

になってしまいかねません。二郎は進学した〇〇〇中学で数学先取りの洗礼を受け、嫌いになっていましたね~。なにしろ定期テストのクラス平均点が20点台ですからね。二郎に限らず数学嫌い予備軍を大量に生み出したと思いますよ。中学時代から「ああ、もういいや、、、大学受験は私立文系に絞ろう」って心に決めちゃう子もいたとか。勿体ない。。。

だいたい、少子化の折、私立文系大学なら中学受験などしなくとも1~2年本気で取り組めば、いわゆる難関大学は受かります。どこまでを難関というかは皆様の頭で思い浮かべてください。その大学にも対応できると思います。じゃあ、無理矢理中学受験する必要ないですよね。公立に行かせたくない!近所の公立はガラが悪いんです!不透明な内申点がいや!とか気にしない人なら、、、

優秀な子に先取り学習をさせるのは良いことだと思いますが、そうでもない子は、先取り学習は一旦あきらめ、基礎を苦手な感覚がなくなるまでミッチリやった方が、結局、推薦だろうが一般だろうが大学受験にとっては有利だと思います。数学の基礎がしっかりしていれば、理系進学への道は拓けます。実はポテンシャルがあるのに、小中学時代に刷り込まれた苦手意識で私立文系に逃げる子は少なくありません。

ただ、事実として多くの進学校は猛烈に数学先取り学習をしますよね。それに付いて行ける子は公立組では埋めることが難しいぐらい先に進みますし、それが難関国公立や早慶理工、医学部の合格実績に現れているのですが、光あれば闇あり、、、

 

数学への勉強意欲を完全に破壊された生徒たちの骸が累々と積みあがっている

 

ことも忘れてはいけません。それがもしかしたら自分の子になっちゃうかもしれませんよ。我が子がどちらなのか?見極めるのは難しいですし、例え見極めたとしても、

 

「中学受験の算数難しい。撤退だ!」

 

ってなかなか決められませんよね。わかります。そこが難しいんだよなぁ、、、

さてさて、ここで一旦、我が家の結論出しますね。ん~~~、

 

勉強面で中学受験は必要なかったが、二郎は〇〇〇中学がとても楽しかったと言っている

 

ですね。答えになってないか。。。昨日も〇〇〇中学時代の先輩と合格祝いパーティしてましたしね。転学した公立中学時代の友達とはすでに一人も繋がっていませんが、〇〇〇中学の友達はいまだに何十人と繋がってます。実際、あの公立中学は合わなかったみたいです。まぁ、勉強を除けば、〇〇〇中学は彼にとって合っていたんでしょう。ただ、勉強面では中学受験は必要なかったかな。。。

こんどは別の側面で考えてみようと思います。まぁ、いつも以上に独断と偏見で断じまくりますから、あまり突っ込まないでください(汗