だいぶ仕事に慣れだして私にも指名のお客さんがつくようになった。
なぜかちょっと強面系の人が多く、よく、「やくざとかに好かれそうなタイプだよな~」なんて
言われたりした。 どんなタイプだ?
見た目がちょっときつめで度胸据わってて物怖じしないところがかな。
優しいお客さんは毎回何か差し入れしてくれたり、
あるお客さん(お医者さま)は、
病院の備品うがい薬を数本プレゼントしてくれたり(ぉぃ)
長距離トラック運ちゃんのお客さんは、
あちこち行った先の土産なんかをくれたり。
色んな職種の人と会って色んな話を聞けるのはとても刺激があった。
強面系の人は遊びなれた人が多く、割り切っててとてもいいお客さんが多かった。
ヘルスっていう仕事が、ただ抜くだけの場ではなく
個室でちょっとした恋人同士気分を味わってリラックスするためにあって、
癒しを求めてくるお客さんの憩いの場だということがだんだんとわかってきた頃だった。
もちろん、ただ抜くことだけが目的で、完全にまぐろ状態のお客さんの
性処理機化することもありますが。
でも中には割り切って遊ぶ、ということができず、勘違いしてしまう人もいる。
お店が終わって、店の外で待ち伏せしてたり、家までつけてこられたり。
とても怖い思いをしたことがあった。
中でも面白いケースをいくつか紹介。お、面白いかどうかは謎だけど恐怖心もアリで。
● 30代客が婚姻届を持参。
親に合わせるから明日実家に一緒にきてくれと言われる
●20代の知的障害者の方に、
「僕の障害者手帳を見た(勝手に見せられただけだが)から
僕と結婚しないとだめだよ」と言われ、店近くの交番にかけこまれたことがある。
●たまたま近所のコンビニで指名客と遭遇。
「あれ?kazuyoちゃんじゃない?」としつこく話しかけられ
実家の近くだったので誰に見られるかわからないため、
「ち、違います・・・」と困惑して顔を伏せて言っても
しつこくついてこられて強引に車に連れ込まれそうになった。
●他のお客さんにつけさせないために、
偽名偽声を使い、偽予約電話を入れて予約いっぱいにして、
自分だけのオキニ嬢だから他のお客にはサービスするな!と独占しようとされた。
↑ なんか、さらっと語ってるけど、当時はものすっごーーーーく怖かったんですよッ
今だから落ち着いて話せますが。
でもって、最後に1番印象に残ってる困ったお客さんの話。
もーーーーんのすーーーっごい怖かった思いしたのがコレ↓
● 個室に案内したとたん、シャワー室に一人で入って、なにやらごそごそしだしたお客さん。
なんだろう・????と思って覗いてみると、
腕まくりして、血管をパンパン叩いて、注射器を右手に(ry
そうだね、うん、シャキっとしたいから打ってみたかったんだろうね、
うん、でも場所を選ぼうね、
マジでやめてほしいよ。
どんなに酔っ払いの泥酔状態のお客さんだろうが
威張った人だろうが、乱暴な人だろうが我慢できたけどこれだけは許せんかった。
もちろんすぐに店長にコールしてすぐに退店していただきました。
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