私は今天に召されている。
株下落。
だよねだよね。調子に乗るからなんだよ。
あんま手を出すなと言われていた中国株にちょろって手を出したバカ女。
まぁ投資のプロみたいに何千万さよならとかに比べたら平凡な主婦がかけるひよっこのちまちま金だが…
しゃあない。これも勉強代だ。勉強しないと学ばん!(と言い聞かせる)
この悲しみをはずばんどに八つ当たりしてあんたのせいだ!とか意味わからん八つ当たりをぶちまけたいのだが、私はアメリカでやってるやつは二つ会社を使っていて、一つははずばんども把握してる。
本当はこちらも投資額とか伏せてやりたかったがこっちはほぼ全財産をぶっこんでガチのやつだからもし万が一私が死んだりのために受取人の確認が必要な為はずばんどは全て把握。
が、今回やらかしたもう一つの投資の存在をまだ知らない。笑
まぁ今年のタックスリターンで結局ばれるが。
知ってるかい?
夫婦だからってわざわざ言わなくていいこと沢山あんだよ!
うちのくりおじさんなんて知らない事沢山だよ!
これはへそくりなのだ。
私の人生は旅。これだけ。
一生旅して世界を沢山見て死にたい。これが生きがい。金がいる。
だから旅代を稼がねばいかん。
特に今年はメキシコにさよならを告げなきゃ行けないのであと6ヶ月、メキシコに飽きるほどいってやろうと計画してる。だから余計金がいるのだ!
でも思うが、はずばんどは私の銀行に入ってる貯金額を知ってるのにその金額が減らないのを知っている。
毎月私が仕事でいくら月稼いでるか知ってる。
一つの投資に入っている金額も多分知っててそっから引き出してないのを知ってる。
私は旅によく出る。はずばんどと行かない旅の際は自分で旅費を払ってる。
どっから毎回旅費出てくるんだ?って聞いてこない。私ならすぐに嗅ぎつけるくらいあからさまにおかしいってなるよね。笑
うちは基本生活費は全てはずばんど。個人の遊ぶお金は財布は別。
だが自分の老後がどういう老後生活になるかに繋がるからははずばんどのお金事情は全て把握しているし、私がチェックしコントロール。
アメリカじゃ珍しいよね。ほとんど周り旦那さんがお金の管理やってる家庭が多いのがアメリカだが、うちはもちのろん私。
超スーパー尻に引かれているミスターくりおじ。
私に興味ないのかな?笑
とにかくこの大失態を八つ当たりできずに今苦しんでいる。
先日、その株下落事件に気づくまではわたしゃさいこーピースな気分でいたわけさ。
先日、私はまたおばたりあんへの階段をあがった。もう立派なおばたりあん(しかもアメリカでぶりんぶりんに揉まれ今じゃ怖いもんなし最強アメリカナイズされたおばたりあん)だが、また歳を重ねたよね。
そんな中、いつメンがおばたりあんの誕生日を祝ってくれると!
毎年恒例本当ありがたい!
彼女らがいるからサンディエゴ生活が楽しいし、かけがえのない友達達だ。
一日私がやりたい事をしようと提案してくれ、私は前から夢見ていたクジラウォッチングからの行きたかったレストランのおまかせコースをお願いした。
昔さ、まだ鮮度抜群すぎて水弾いちゃってお風呂入れない!だから毎日シャワーなの!とばかすぎるジョークをかましていた21歳。
私は世界一周の船旅に出た。
本当にそん時の私に言ってやりたい。
ばーたれい小娘
世界一周するまでは世界のことなんかまーったく知らないし、興味ないからニュースも見ないし、英語もまーったくできないし、とにかくバカ代表みたいなギャルだった。
だから世界一周中もイルカとかクジラが見えると皆騒いでる中まぁいいやとか言いながら爆睡してたり、本当ばかすぎるのが、パナマ運河を通った時も
は?うんが?なにそれ、興味ないからいいや
って言ってほとんど見なかった。
お前懺悔室1年入れ!
この先人生でパナマ運河を見れる、ましてや船に乗りながらパナマ運河を渡るなんて経験なかなかできませんよ…
そんな貴重な経験を見事に捨てたあのバカ女時代。。。
21歳、世界一周を経てやっとはっと気付き、真面目に生きると決め、大分まだふざけてはいるが今は真面目に一応生きている。
だが、はずばんどをぶりんぶりんに痛ぶる最強恐怖のワイフに成長してしまったよ。笑
そんなこんなでクジラを逃して早15年。
やっとツアーに参加!
サンディエゴ近い方!絶対行って!めちゃくちゃよかった!
だが酔い止めは必須だ。
死ぬ。
念願のくじらだ!ツアー時間。3時間半。
ん?長くねーか?
そう。かなりたっぷり時間を使ってやってくれて、万が一見れなかったらまたただで参加できるとか。
乗り物全般が大嫌いない私。
好きなのは唯一チャリ。または自分が運転する車。
船なんか大嫌いだ。ベスト3に余裕で入る。
それは酔うから。
沖合に出るとさっきまでの落ち着いたゆったりクルーズから一変、私がはずばんどにぶちぎれた時を表すかのように船が上下にぶりんぶりんに揺れるではないですか!
よかった…本当によかった…
私は胸を撫で下ろしていた。
家を出る前、酔い止め薬がちらついた。
持ってくべき?いや、前家族とサンディエゴ湾クルー行った時全然大丈夫だったしな。
玄関を出ようとした時、急にジーザスが現れ耳元で囁かれた。
本当にいいのか?
主は心配である。
え!
たまに聞こえるジーザスの声。
わざわざ本人が眠るイスラエルのゴルゴダの丘からリモートお告げだ!
流石世の中の空気まで読める、これぞ神のなす技!
だよな、やっぱり念の為一応持ってくか。
てなわけでジーザスが耳打ちしてくれたおかげで薬を飲む事ができ、全然酔わないじゃないですか!
すると周りで我慢できずに吐いている人がちらほら。
本当に不憫でならん。だってまだツアー始まってたったの30分。
あと3時間も海の上でどんぶらこだ。
一人じいちゃんがめちゃくちゃ吐いててずーっと具合悪そうにしてた。
もうクジラなんかには興味ないわな。とにかく早く帰りたい。それしかないと思う。が、海のツアーのやなとこは途中ですぐにリタイヤできない、ツアーが終わるのを待つしかないという地獄だ。
フラッシュバックが蘇った。
それは忘れもしない初めて私がメキシコの地に降り立った23歳夏。
私はカナダで知り合った金持ちメキシコ人達8人に紛れてカンクンにバカンスに行った。
私だけ超貧乏学生。皆親金持ち。
皆でクルーズ船を貸し切って一日沖で遊ぼうと。
まんまと大酔の私。だが私だけのためにわざわざ帰ってくれない。あまりの美しさに息を呑むカリブ海の海なんかどうでもよかった。笑
海に入ればよくなるかもと提案してきた。
間違ってたよね。
大ゲロ。笑
人間は皆私から一目散に離れるがさかなクン達はゲロに集まる。笑
あの一日ほど辛かったことはない。
だから今回海で死んでる人を見るとマジで同情もんだ。
途中こんなゴムボートみたいなんできてるツアーがいたが、めちゃくちゃ揺れてた。
私なら一瞬でお陀仏だ。
ツアーはめちゃくちゃよかった。
イルカが超沢山いて、船にずっとついてくる!
大きな海で自由に生きているイルカを見て感動したし、やっぱり動物園や水族館は本当に人間のエゴだなぁと思ってしまった。
まぁレスキューとかしてる水族館もあるが、野生のイルカ達はこんな広い海で自由なのに、水族館にいるイルカ達は泳ぐスペースも小さく自由なし。
色々な意見があるから私にagreeできない人も沢山いるだろうが、私はもう行かないかな。
楽しみにいってるのに逆に可哀想というマイナスな感情になっちゃうんだよなー。
今回野生のイルカ君を見て本当に生き生きと泳いで遊んでて強く感じた!
肝心のクジラ君もちゃんと見れたし何匹もいたよ。
もういいかなってくらい探してくれて人生初野生クジラが見れた!