発毛剤は精子に対して良くないという内容の発表がありましたので紹介します。
男性型脱毛症に対するフィナステリド、デュタステリド内服は造精機能を障害する(2017受精着床学会0-34)
フィナステリド、デュタステリド(プロペシア、ザガーロ)を内服していた男性不妊11例を調べています。11例中6例で精液所見(総精子数、総運動精子数)の低下を認めました。
初診後にこれらの内服を中止させたところ、6例全症例の精液所見が改善し正常化しました。
まとめ
挙児希望がある場合、夫がこれらの発毛剤を内服している場合には直ちに中止すべきと言えます。