現在厚生労働省の働きかけや一部の会社で仕事をしながら治療をしやすくしていこうという流れが出来つつありますが、まだまだ不十分であり多くの方が両立に悩んでいます。
奥様が治療を経験した方やご自身が治療を経験した事がある女性の管理職の方がいると理解を得やすいと思われますが、そのような治療の経験がない取締役などのもっと多くの上層部の男性に治療の現実(不妊治療の大変さ、治療の仕事との両立の難しさ)を知ってもらいたいと思います。
男性の管理職がそれらの現実を知る事で、会社における不妊治療に対する見方、考え方が大きく変わり、不妊治療中の方が気兼ねなく時短勤務や有休が取れる会社になるのだと思います。
(先週JALなど一部の会社でかなり進んだサポートがあると報道されていましたが、まだまだ少数であると思います。)
その結果、会社の金銭面でのサポートや、不妊治療のために休暇をとりやすい社会につながるのだと思います。
これは労働者からは言い難い問題であり、やはり国や雇用サイドが積極的に取り組むべきであり、出来るだけ早急に行わなければいけない社会全体の緊急の課題であると思います。