3Dエコーの導入 | 両角 和人(生殖医療専門医)のブログ

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生殖医療専門医の立場から不妊治療、体外受精、腹腔鏡手術について説明します。また最新の生殖医療の話題や情報を、文献を元に提供します。銀座のレストランやハワイ情報も書いてます。

当院では先週からvolusonの3Dエコーを導入しました。

3Dエコー

今までのエコーよりも数段解析技術が向上しました。

卵胞サイズを正確に測定し、子宮の奇形も正確に診断が可能になります。

医療技術の進歩は本当に素晴らしいもので、今まで見逃していた疾患を容易に見つけることが可能になります。

使用してみての感想ですが、本当に画像が鮮明で今まで見逃していた見えにくいAFや小さい卵胞も鮮明に見えます。

そして卵胞は決して球形ではなく楕円なもの多くこれは体積で測定すべきなのだと思います。それにより未熟卵子や過熟卵子が減るのだと思います。