アルコールの摂取に関して | 両角 和人(生殖医療専門医)のブログ

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生殖医療専門医の立場から不妊治療、体外受精、腹腔鏡手術について説明します。また最新の生殖医療の話題や情報を、文献を元に提供します。銀座のレストランやハワイ情報も書いてます。

アルコールの摂取に関して外来や説明会で男性の方から度々質問が出るため以下再度掲載します。


「アルコールが良くないことは理解しましたが、どこまで控えるべきでしょうか?」、というご質問が男性の方からありました。

 

アルコールはある程度はリラックスできて構わないと考えている人も多いかと思います。

これはその通りですが、治療に対しては良い影響は与えません。

理想は3ヶ月前からですが、少なくとも採卵周期に入った採卵が終わるまでは禁酒をすべきであると思います。

 

少しくらい、、、こういう気持ちが全てのことに繋がり、食事やカフェインや喫煙も少しくらい、という様になります。

 

ここはストイックに採卵が終わるまでは徹底して禁酒をすべきであり、それがベストを尽くした、ということになるかと思います。

 

旦那様の協力なしに妊娠しません。

奥様の年齢が高くなり苦戦しています。

少しでも良い結果を出すため、最高の状態の精子を用意することが男性としてのベストを尽くすことであり、「良質な精子が卵子を助けることができる」という考え方を持つことがとても大切であると思います。