迷われた上の決断 | 両角 和人(生殖医療専門医)のブログ

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生殖医療専門医の立場から不妊治療、体外受精、腹腔鏡手術について説明します。また最新の生殖医療の話題や情報を、文献を元に提供します。銀座のレストランやハワイ情報も書いてます。

1人目を授かり、様々な理由で2人目を断念する方から凍結胚の破棄申請書と共にお手紙をいただきます。 

 

迷って迷って破棄を選ばれた方から、破棄に際してお手紙を頂く事が今までも何度あります。

 

とても幸せなそうな家族3人の写真が同封されているお手紙を読んで、二人の気持ちが本当に良くわかり、本当に迷われた事が分かります。 

 

正直、主治医としては、移植して二人目も産んで欲しいと思う気持ちはありますが、それと同時に二人の気持ちも充分に理解できます。 

 

経済的な事、年齢、体への負担など本当に様々な事があるため、これはとても難しい事だと思います。 

 

最終的には親である二人が決めた決断が正解なのだと思います。