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またまた沢山日記がたまってしまっていますが、6月30日の土曜日、こちらの原発再稼働反対デモに参加してきました。危険なデモとかでは無いので子供達と一緒に。
何か疑問を持つならば自分ができる範囲でいいから行動だと。。
子供達もデモに参加したあと、何故原発の反対をしているのか、原発とは何かと色々ときいてきました。子供達にはまだまだわかりにくくて、難しい事かもしれないけれど、何も考えないのではなくて、そうやって疑問を持ったり考える事に意味があると思います。

デモ行進の前、福島原発から5キロのところに住んでいて避難してきた方の話を聞きました。震災でお父様を亡くし、亡骸がみつかったのは9月。原発事故で探しにいく事ができず、それだけの時間がかかったそうです。もうこのような事故を起こしてはいけないこと、自分たちの子供達、孫たちのためにと本当に伝わるお話に、私も涙がでました。今が大丈夫だから良いではなくて、前向きな未来、自分達の時代でなくなっても自分達の子供達や未来の人たちの為に美け味しいものが放射能汚染という形での不安を持たず食べられる世界、水遊びできる、土遊びできる、綺麗な空気をいっぱい吸い込んで深呼吸できる、、、ただそれだけの事だけど、当たり前の事が当たり前でなくなってきている現状。なんの解決もされないまま、安全対策もなにもないまま原発にこれからも頼っていく時代は終わったのだと私も思っています。
再稼働反対や原発反対に対して、じゃあ電気使うなと言う人がいるけれど、なんとも視野の狭すぎる発言。電気を使う事に反対しているのではなくて、原発を反対しているのです。これからは違う形で電力を供給する時代。
これから自然エネルギーをどうしていくか沢山沢山多くの人が考えて、原発に頼らなくても電気を供給できる時代に変わる時だと思います。再稼働された今、これからまだまだ脱原発できるまでには時間がかかるけれど、諦めず新しい時代に向けて考え行動したいですね。

昨日は、子供達と映画「グスコーブドリの伝記」を観てきました。宮沢賢治原作の映画で5年前から製作とのことですが、まさに今とかぶるところがありよかったです。子供達には淡々とし過ぎて難しかったようですが。。そして最後のエンディング曲の小田和正さんの「生まれ来る子供たちのために」という曲もとても感動しました。
生まれ来る子供たちのために