西成の安宿研究 | ヨーロッパの片隅で

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大阪のドヤ街、西成の安宿の研究結果

西成は、私が知る限り、宿泊施設が日本で最も安い。

東京だと、南千住(山谷)という位置づけだが、南千住の半額近い金額で同レベルの宿に泊まれる。


JR新今宮駅に近い、大通りの近辺には、外国人バックパッカーご用達の宿がある。

ホテル中央という系列会社が中心となる。みかど、中央、来山、中央セレーネ、中央オアシス、サンプラザなどである。

トイレバスが部屋についている中央セレーネや、中央オアシスは、1泊3400円~

その他は、トイレバス共同、だいたい1泊2千円ぐらいから。

サンプラザは、若干安く、1泊1550円~というのもある。

ただし、サンプラザは、冷暖房中央制御で、自分で温度を変えられない。

また、上記のホテルは、みんな、外国人バックパッカーを客として、ターゲットにしているから、英語での対応ができるし、旅行者同士で交流するためのロビーがあり、共同のキッチンもある。

上記の中で、特にコストパフォーマンスが高いのが、ホテルみかどである。

新今宮駅からちょっと離れて、萩之茶屋方面に向かっていくと、外国人に対応しないホテルがつらなる。

ホテルのホームページにも日本語のできるお客さんのみ宿泊可能と書いている。

外国人がいる雰囲気がいやな人は、そっちに泊まるのだろう。

それらのホテルは、1泊1300円ぐらいからある。

ホテルの最安値は、1泊500円で、1泊1000円前後というのもざらにあるが、ある一定の水準の宿に泊まるなら、最低1泊1300円以上のところに泊まる必要がある。

一泊1300円ぐらい出すと、部屋に冷蔵庫があり、冷暖房完備(ただし中央制御)、寝具もまあまあきれいである。

まだ泊まったことはないが、ビジネスホテル加賀が有名どころで、一泊1500円で、個別冷暖房、冷蔵庫、きれいな寝具、Wifiがある。ただ1500円の部屋はあまりないので、1700円の部屋になる場合が多い。

一泊1700円となると、外国人パッカーご用達の宿の値段の下限と変わらなくなる。だから、自分の好みで決めることになるだろう。