母の闘病記で書いたことがあるかもしれませんが、母が倒れて一度父と大喧嘩しました。
原因は私が母の看病に一生懸命すぎて、父をそれに付き合わせてしまい、
父に
「お父さんも大変なんだ!もっとお父さんのことも考えてくれ!」
と怒鳴られたこと。
その一言を聞いて私もぶちっとキレてしまい、
「今は私はお母さんのことが一番だ、父の面倒をみるために仕事休んでここにいるわけじゃない!」
と売り言葉に買い言葉でケンカ 爆弾
その後母に絡む色々なことがあってそれ以来、父を敬遠しがちに。。あせる
父にも「血がつながってないからああいうケンカになったのかも」と言われ、私もそうだと思ってました。(前に書いたかもしれませんが、私の実父は私が生後百日の時に事故死してしまい、今の父とは血のつながりはありません) 
それでも自分にとって記憶にあるのは今の父だけで、母がいなくなってから寂しそうな父を見たら切なくなるし、体調を崩したらなにかしてあげたくなる。それでも母のことでケンカしたことで父と接する時はいつもモヤモヤしてましたしょぼん

先日、前にアナウンサーをしていた町亞星さんが同じくお母様を介護、看取られたことがテレビで放映されました。私は以前に町さんの著書を読んだことがあり、境遇は違えどお父様に対する嫌悪感があることも知ってました。テレビでお父様が亡くなられた今もまだ許すことができないと言う町さんにカウンセラーの心屋さんが語りかける場面がありました。
心屋さんがおっしゃるには(正確じゃないかもしれませんが)
「お父さんもお母さんのことを自分なりに看たかったんだよ。それを町さんがしてしまった、お父さんのでばんを町さんが全部とっちゃったんだよ」と。

この一言、ずっしり来ました。。
私に重ねてしまいました。
言葉だけを読むとキツイ感じかもしれませんが、心屋さんの口調が押し付けがましくなく、優しかったのであまりキツく感じませんでした。
私は私のペースで母のことだけを考えていつもしてきたけど、きっと父も父のペースで母と過ごしたかったんじゃないかって。
それを父にあれして、これして、こうする方が母にとってよいんだよ!と無理強いしてしまったな、と。。
許すなんておこがましいですが、私はこの心屋さんが町さんに対して発した一言で父のことを受け入れるというか、そんな感覚になりましたアップ
きっと母も私と父が微妙な関係でいることは望んでいないし合格
他人様に向けた言葉でありながら私の悩みの解決の糸口になりました。母にしてあげられなかった親孝行を母の分まで父にしていきたいなと思います!!