母、生前は海外ドラマが結構好きで、中でも特にハチャメチャな主婦たちを描いた「デスパレートな妻たち」が好きでした。
まだ日本にいるとき契約していたサイトで最終話を放送していたので、これは見なくちゃと思ってみてました。
((これ以降デスパレートな妻たち最終シーズンのネタバレ含みます))
愛する夫に不慮の事件で先立たれた妻が夫の葬儀で回想してるシーンがありました。
夫が亡くなる前、息子が「人は死んだらどこに行くの?」と聞きます。
夫は「天国に行くよ」と答え、続けて夫は「ハンバーガーを一緒に食べたり、アメフトを一緒に見たりしていること日常が僕にとっては天国だよ」と息子に答えます。
そのシーンを回想して、妻は「ああ、今自分の夫は自分が一番幸せだと思う瞬間=天国にいるのだと」と少し吹っ切れるのです。。。。
もう、涙ぼろぼろでした。
でも、これを見て、「ああ、私の母も天国=母が一番幸せだった瞬間に行けているのかな」と
家族全員でお酒飲んでどんちゃん騒ぎしている時、
みんなとパークゴルフしている時、
孫と遊んでいる時、
好きなものを買い物している時、
父とデートしている時、
大好きなパイレーツオブカリビアンを見ている時、
料理をしている時、
etc...
きっとこういう時間を今、母は過ごせているのではと思えると、こちらの世界では母のいない生活とても寂しくはありますが、少し気が楽になり、嬉しくもあります。