わたしは今までの人生の中で、霊能者を自称する「霊能者」などにお目にかかったことがありません。
私の仲間たちの中には本物の霊能者が何人もいますが、皆さんいたって謙虚でおとなしい人たちです。
間違っても「私は霊能者である」とかくだらないセリフを吐く者はいません。
本物は、いたって謙虚で、自己の内面と社会生活上での「私」をきちんと使い分けています。
一例を述べれば、「掃除のおばちゃん」とか「お唄の先生」とか「銀行の事務員」や「教師」などの生業をして慎ましやかな生活をしています。
それも、社会生活の中では従順な羊の如く、自己主張など一切せず、質素な生活をしているのです。
出来るだけ目立たないように、余計なことで社会に関わらないように生きているのです。
だから皆さんが霊能者を探しても見つからないのは仕方ありません。
多少霊視ができたり、オーラが見えていても分かりません。
何故なら彼ら、彼女らはそうした雰囲気さえ隠しているからです。
卑しい人間は、貪欲で功利的だから、すぐ紛いものに騙されてしまうのですね?!
本物と出会うには、出会えるような人間に自らが変わらなければ「縁」を繋ぐとは出来ません。