亭主を奥さんの寝ている二階の寝室に連れて行った後、
三人は自分たちの身体に異常がないかを確認する。


見識をしたところ、それぞれに異常は見られないが、
この村にいる以上、いつ発症するか分からない状態。


これからどうするべきか??
と、

考える三人の耳に


ーーーーバタッ!ーーーー

と何かが倒れる音が外から聞こえた。



音が気になり下に降りるノース。
亭主に気を使い、声をかけつつ後を追うグラス、そしてコータ。


見ると入り口の外に白衣を着た男が倒れていた。
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すかさず近寄るグラス。


亭主と同じ様に高熱と咳をしているが
まだ意識はあるようだ。


「。。。あなた達は冒険者か??
 私はこの村の医者だが、こんな病気は初めてだ。。。
 何としても、この花を、、、この花を取りに行かねば。。。」

ぱたと、意識を失う医者の男。
その手元には、一枚のメモ書きされた地図が落ちていた。


何となくの状況を理解した三人。


地図には
村に隣接する森と

その奥の崖、

そして、その先端には×印が描かれ
「秘薬の花」と書かれていた。


ノースは倒れている男が何か持っていないか気になり
鞄の中をあさりはじめる。


すると中から薬草の本を発見する。


見合わせる三人。

適当にページをめくり、地図に「秘薬の花」が書かれていないか探すと
ここで、学者技能のない三人が奇跡の発見をする。


三人の目に同時に入った
その花の名前。


「ブラッディーペタル」


その花弁は少量を煎じると万病に効くと書かれています。


しかし、ブラッディーペタルという名前。

どこかで聞いたことあると、

グラスとコータが考えます。

GMから指示されるのは
「魔物知識判定」


さすがの年長、グラスはその名前の正体に気付きます。


が、コータ。

なんとここでまさかのファンブル!

ーーーRPーーー

グラス
「ーーーこの花は、、確か、、、あの。。。」

コータ
「思い出した!!
 これ最高級珍味の食用花だよ!!!」

二人
『ーーーっえ”???』
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コータ
「もの凄い肉厚で、ジューシーなんだ!
 オレ食べた事ある!!(自慢げ」

グラス
「いやいや、コータ君。
 私が思い出すに、この花は食人植物の魔物だよ。。。もの凄く危険な。」

コータ
「ーーーへ??(◎∀◎;)」

ノース
「コータ?食べたの??(ー△ー;)」

ーーーーーー
もの凄い勘違いに、赤面するコータ。


そうこの花。

人間すら丸呑みにしてしまう、チョー危険な生物。


しかし、その花弁を使って
万病に効く薬が出来るのは冒険者の中では知られているので、
グラスは気付いたようだ。


どうやら、これに頼るしか無いようだ、と

三人は決意し、森を目指すことに。

コータ
「ところで、、、、あんた!だれ??』


次回に続く。。。