グラス
「よし!いっていいぞ」

仕事を終えたグレムリンはそそくさと飛び立って行った。


さぁ、どうしようか。

ーーーRPーーー

コータ
「よーし、ぶった切るか!ワクワク」

グラス
「ちょいまち!
 私はいくつか油の瓶を持っているから、これを使うのはいいんじゃないか?」

コータ
「燃え尽きないかな。。。w」

ノース
「。。。。。(林で何かしている)」

コータ
「・・・?何やってるの?ノース」

ノース
「藁人形作ってる。これ操って何か使えないかと。。。」

コータ
「お!いいね!(藁人形を見て
 これ、オレに似てる??」

グラス
「うむ、ではこの油と合わせて使ってみようか?」

ノース
「じゃぁ、この人形の頭に火を付けて歩かせるから、
 これに油の瓶投げて♪」

コータ
「ちょ!?Σ(◎ロ◎;)やめて!!!」

ーーーーーー

コータ嫌われてるんでしょうか。。。


結果、作戦変わらず。(笑


火を付けた人形が花に近づき、
それにグラスが狙いを定める。


ここでグラスの判定が冴える!


彼の投げた瓶は一直線に人形に直撃し、花の元で勢いよく燃え上がった。

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成功したのに素直に喜べないコータ。


「秘薬の花」は燃え上がると同時に、
静かに咲いていたのが嘘だったようにうねり、暴れだす。


グラス
「よし!攻撃開始だ」


その正体を表したブラッディーペタルは
胴体と花の部分に分かれている魔物。


攻撃してくるのは花の部分なのでそこに注意しなければならない。


よく見ると花は4つあるようだ。


先制するのはノース。


操霊魔法を詠唱し、雷の力を収束、スパークを打ち込んだ!



雷は花全体を包む。

焦げ付かされた上にしびしびさせられるブラッディーペタルだが

まだまだぴんぴんしているようだ。


そこに向かってグラスが走る。


剣士の彼はショートソードを手に花を狙う。


グラス
(ブランクはあるが、いけるか?)

しかし、彼の心配をよそに
ダイスの神様は椀飯振る舞いを始める。


S氏の投げたサイコロは回転を繰り返し怒濤のクリティカル!
結果、剣士とは思えないダメージ値をたたき出す!!

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グラスの攻撃は鋭く花の根元をとらえ、一瞬のうちに切断。


切り取られた花弁が、静かにグラスの手に落ちた。


コータ
「すげぇー!あのコボルト何もの??」


それに続いてコータもダッシュ!


バスターソードを抜きつつ、もう一つの花に目がけて横に振りかぶる。


コータ
「でいやーーー!!」


気合いはあるも剣は空回り。

花はうねりながら攻撃をかわす。

空中で剣に振られ半回転するコータ。

コータ
「あれーーーぇ!?◎ロ◎;;」

グラス
「君はいつもこうなのか?ー△ー;」

あきれるグラス。


しかし、彼の余裕はここまでだった。


やりたい放題にされた花達の逆襲が始まる。


攻撃をかわした、花が一直線にグラスに向かってくる。


回避が間に合わず、グラスの鳩尾に直撃!


グラス
「ぐお!」

花を持ったまま後方に吹き飛ぶ。

コータ
「グラスーぅ!!!」


倒れるグラスに気を取られたニャンテ。


横なぎに向かってくる二本目に気付かず、こちらも直撃してしまう。

コータ
「にゃーー!!」


更に三本目。


上空からたたき下ろされる攻撃がコボルトに迫る。


身をよじり間一髪でかわすグラス。



たった一撃でごっそりと削られてしまった二人。

後方から援護するノースにも緊張が走る。



形成は一気に逆転されてしまった。



こいつ、かなり強敵だぞ。。。


三人の脳裏に最悪の状況が浮かんでしまった。


次回に続く。。。